コラム
くらしと法律1 社会あるところに法あり
2010年2月9日 公開 / 2010年2月16日更新
1.社会あるところに法あり
人間は何らかの形で集団的な生活をしています。家庭での夫婦・親子・兄弟姉妹関係、会社での上司と部下、同僚関係、地域の自治会、広くは市民・国民としての多くの人とのかかわりの下で生活しています。このような集団生活において各自が勝手に思い思いの行動をすれば円満な集団生活は困難となります。そこには、おのずからルールが存在し、各自がそのルールに従って行動することにより社会生活が平穏で安定したものになります。このような意味において、古くから「社会あるところに法あり」(ubi societas ibi jus)という格言があるのです。
このような社会生活を営むうえでの一定のルールを社会規範といいますが、社会規範には法律、道徳、宗教、慣習などがあります。このうち法律は国家等によりその遵守が強制されるもので、最も強力な社会規範と言えます
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