【小論文過去問から読み解こう】小論文過去問の活用方法について知っていますか?

角野裕美

角野裕美

テーマ:小論文の過去問について

オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ


大学受験生のみなさん、小論文対策は進んでいますか?

今回は、直ぐに取り組めて、小論文対策にバッチリ対応する〝カケル学び方〟を
ご紹介します。

それは………!


小論文過去問を活用する!

というもの。


bittomoji


過去問読んでも、もう出題されないんじゃないの…?



というご質問は、とても多いモノ。
確かに、

同じ大学の同じ学部学科で、昨年と全く同じ問題は出題されない

というのは、確実なこと、です。



ただ、しかるべきポイントを押さえて「読み、考え」ることで、
とても有効に使える、のですっ!



小論文の過去問のチェックポイントとは…?


チェックの手順を以下に挙げております。
順に見ていきましょう。





○まずは、課題文を読み、意味がわかるかどうかのチェックをする。

○次に、設問が何をどのように求めているのかをチェックする。

○加えて、なぜこの社会課題やテーマが出題されたのか、考えてみる。  
→ わからない言葉や表現を調べてみる。  
→ 現代文の論説文や英語の長文でも出題されていなかったか、振り返る。

○もう一度、課題文を読み直し、意味がわかるかどうかのチェックをする。




読むだけでも、わかることとは…?


特に、新しい過去問から4~5年遡りながら、まずは読んでいくと、



○志望の学部学科の出題傾向が見えてくる。  
→例えば、課題文型で、設問は細かくあるのか、ないのか。  
→どの程度の時間で、どの程度の字数を書かなければならないのか。

○出題内容が、学部学科に即した社会の課題や問題だということが見えてくる。  
→例えば、看護学部であれば、健康や福祉に関する問題が問われること。  
→教育学部であれば、小中高と、教育の場面での問題が問われること。



読んだ上で、知らないこと、わからないことを調べると…?



現代文の論説文対策の「現代文キーワード」や
英語の長文対策の「出題傾向分析」などは、
小論文の課題文の内容にも、活かせます。

だから、まずは、わからないことを調べることで、結局は、



○何が、どのように問題なのか。

○なぜ、このような問題が引き起こされているのか。

○では、どうしていけばいいのか。



についても、あなた自身がわかっているのか、いないのか、が見えてきます。

となったら、大チャンス!
そこで、深掘りしていけば、もう、小論文の考察に入っているといえるのです。


次回は、具体的な小論文過去問事例からご説明しますっ!!



少しでも、大学受験生のみなさんにお役に立てるよう、
引き続き、こちらコラムより発信してまいります。

どうぞご活用下さい。






この出会いが、あなたの未来に繋がらんことを。 心を込めて。( ..)φhiromi KADONO


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角野裕美
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角野裕美(講師)

Office Catalyst(オフィス・カタリスト)

様々な職業体験と予備校講師の実践を基にカウンセリングを行い、個別の要望に沿って指導。総合型・推薦入試で必須の志望理由や自己推薦の書き方、小論文・面接対策を受験生だけでなく保護者にもアドバイスが出来る。

角野裕美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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