【小論文過去問から読み解こう】小論文の頻出テーマの捉え方~「異文化コミュニケーション」という出題事例から考える~
Office Catalyst(オフィスカタリスト)の角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ
11月に入り、受験勉強にも熱が入ってこられていることでしょう。
私共Office Catalystにも、お問わせが増えてくる時期でもございます。
また、お尋ねとして多いものに、「過去問の取り組み方がわからない。」「どのように書けば良いのか思いもつかない。」というものがございます。
検索の上、Office Catalystのページにたどり着いて頂いたことが、まずなにより嬉しいことと、そこから受験小論文に関して、明確な問題点をご提示頂けると言う点からも、とても有難く思っております。
それらも踏まえ今回は、お問合わせやお尋ねの多かったものの内、どのようにお答えしているのか、挙げてみたいと存じます。
近畿大学文芸学部小論文では、テーマ型出題ですが…!
なかなか、テーマを与えられただけでは、書き慣れておられないと難しく感じられるようですね。
しかし、基本を押さえておくと、決して難しいものではありません。
実際に出題されているテーマを基に、おたずねがありました受験生の方に、お答えした内容を、以下に挙げてみます。
-----------------
この度は、マイベストプロ大阪へのお問い合わせ、誠に有難うございます。
高校3年生の11月となりますと、受験も現実味を帯びきておられることと存じます。
近畿大学は、今とても勢いのある大学であり、文芸学部は以前より小論文を重視
されている学部ですので、お早いご準備が必要かと思います。
そもそも小論文がなぜ出題されるのでしょうか。
それは、学力試験だけでははかれない、その人の考え方や問題意識の持ち方、
文章力、表現能力をみるため、といえます。
このことを忘れず、基本を押さえておかれると、どのような問題が出されても対応できる
かと思います。
基本プリントも添付しておりますので、見ていただくとよいのですが、まずは
「何がどのように問題、課題、なのか?」を述べられるのかが求められています。
とはいえ、単に、「10年後の日本」には、こんな問題が起こっているだろう、、、というだけでは
不足しています。
簡単な流れを言うと
「10年後、日本において何が問題となっているのか」(WHAT)
↓
「では、なぜそれが問題となるのか。背景、原因、分析をする」(WHY)
↓
「その問題をどうしていくと望ましいのか」(HOW)
という感じです。
この基本を押さえておくと、多くの小論文に対応できます。
では、以下のテーマならどうでしょうか。
「私が感動した舞台」
「私の一番古い記憶」
これらは受験生の人となりを知りたがっていると思えば、わかりやすいのではないでしょうか。
「私が感動した舞台は、●●●●です。(具体的に挙げる。)」
そして、どのような舞台だったか、簡単に説明をする。
↓
「その舞台をみて、感動したこと、考えたこと、学んだことなどを挙げる」
↓
「舞台を見た気づきを、今後の生活にどのように活かすのか」
というのが、王道の構成かと思います。
なので、「私の一番古い記憶」というのも、単に、記憶の紹介で終わるとダメだ、ということが
おわかりになるかと思います。
「私の一番古い記憶は、4歳の幼稚園年中時の学芸会のことです。」
などと、これも具体的に出来事を挙げ、説明をする。
↓
「学芸会での記憶のうち、何がどのように印象に残ったのか、なぜそれが一番
古い記憶といえるのか」
ということを説明し、
↓
「4歳からでも、文芸というかそのような演じることや歌劇的なところへの興味があったのだ
と、気づいた。だから、この大学学部でも、より前向きに頑張っていきたい。」
というような、若干志望理由書的な書き方が、出来ます。
以上、ご参考になればと思います。
今からしっかり考え、書いて、学校の先生にもご相談し、よりよい準備をなさって下さいね。
ご健闘をお祈りしております。
以上、まずは、ご返信まで。
------------------
小論文基本レジュメの請求方法
如何でしたか?
小論文の基本を押さえることが、出題事例が変わっても、応用が効くことが、お分かりいただけたのではないかと思います。
お気軽に、マイベストプロ大阪、オフィスカタリストページ右側の、黄色のボタンから(スマートフォンの場合は、画面下の方にスクロールして頂くと出てまいります!)資料請求をして頂ければと存じます。
お待ちしております。
小論文出題事例~コラムをリンクしております!~
他にも、小論文出題事例を数篇挙げております。
ご参考までに、私のページ内リンクも、ご一読頂ければ幸いでございます。
看護学部小論文出題事例①~「時間への意識の変革」~
この出会いが、あなたの未来に繋がらんことを。 心を込めて。( ..)φhiromi KADONO
⇒⇒⇒Twitterで書くことへの日々の気づきを絶賛(^◇^)発信中!フォロワーさん大歓迎!
https://twitter.com/hiromi_kadono