【小論文過去問から読み解こう】小論文過去問を活用方法とは…?
オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ
本日は、カルチャーセンターにて、春休みですので、「小学生対象 作文講座」を行なってまいりました。新小学二年生から小学五年生までの幅広い年代層でしたが、主に低学年と高学年という括りに問題を分け、各々書いて頂きました。
小学生対象 作文講座にて考えたこととは…?
今回、強く思ったことはまず、子どもさんが「自分自身はなかなか文章が書けない」と思い込んでしまっていることでした。最初に、少しお話をして聞いてみると、「読書感想文で誉められたことがない」「作文の宿題が出るのだけれど、いつもいつも何を書いていいかわからず、結局字数不足になってしまう」「本を音読したり、黙読するのは好きなのだけれぼ、なかなか自分が書くとなると、なぜか書けない」といった意見が出てきます。
そのうえで、「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」という順で、とにかく思いつくことを書いてみよう、特に今日は、「だれが」は自分自身(わたしなり、ぼくなり)にして、しっかり言葉を選ぶようにしてみよう、ということから始めました。
そうすると、あれだけ自信なさげだった生徒さんたちが、単語から始まり、どんどんと文章で表現されていくのでした。
慌てずに、自分自身のことを、丁寧に見つめ、認め、言葉にて表現してみる。それは他者とのつながりの第一歩だともいえましょう。
そこからさらには、やはり語彙の豊富さが求められてきます。出来れば幅を持った表現が出来る方がいい。オノマトペも使えるように、たとえば「木が倒れる」に、どのように倒れるかな?と問いかけ、オノマトペをそれぞれ考え発表してもらう。そうすると、どすーんもあれば、ぱたりもあれば、すとんも出てきます。生徒さん一人一人の頭の中には、木がそれぞれに立っており、それが切られ倒され、そのときの音をあたかも聞いたかのように、表していく。それがオノマトペとなるとより、他者にも伝わる表現となっていくことを、皆と取り組むことで実感して頂けたようでした。
更には、イラストを見せて、そのイラストに挙げられているものや動物、お天気等を含め、文章化してもらいました。低学年の生徒さんには、ある程度、候補となる単語や助詞、動詞も挙げて差し上げて、選んでもらいます。
もうここまできていると、オノマトペも用いて、とてもわかりやすいかつ、個性豊かな表現が出来てくるのでした。
120分の講座でも、驚く変化が…!
本日はたった二時間という限られた時間でしたが、生徒さんと共に中身の濃い、充実した時間を、大人の私も一緒に過ごさせてもらえた、素敵なひとときでした。
此の学びを今後にも活かして、「多く読み、多く考え、多く書く」ことを実践できる文章講座をより活発にしていきたいと考えています。
心を込めて( ..)φ
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