【小論文過去問から読み解こう】小論文過去問を活用方法とは…?
オフィスカタリスト角野(カドノ)です( ..)φ
本日のテーマは、「書くこと」の重要性、というものです。
それは、勉強スタイルでも、とても大切なものであると、私は考えています。
高校生対象、特に入学後すぐの1年生向けの講演会では「高校での勉強の仕方」というものが、多く求められるのですが、その基本として必ずお話しするのが「書くことの」の重要性です。
「書くことが、物事を考える基本」といえるからです。
テーマとしては、鉄板ネタ(^_^;)なんですよ!
中学時代からみると、高校時代の範囲は、より広く深くなっており、「ま、なんとか、中学時代のやり方でも、大丈夫かな…?」なんていう感じでいると、あっという間にわからなくなる、というパターンがあるようです。
「高校に入学後、勉強の仕方が、途端にわからんようになって…。」「範囲が広いなぁ~って思っているうちに、どんどん進んでしまって…。」という感じでしょうか。
その根本には、やはり、覚えておくべきことはまず覚えておき、それらを用いて理解していく、という方向性があります。それをしないと、土台がぐずぐずのまま、上に積み上げていく建物のようで……。
そりゃ、きちんしたものは、建築できませんよね。
例えば、英語なら覚えるべき“英単語”は理屈抜きに覚えておかないと、また、“文法”の使い方もそうですよね。
その上で、複雑な文章構造が理解できたり、それらが連なる長文も読解できていくわけです。
だからこそ、その「覚える」「理解する」というところでの、「書くこと」の重要性が、求められてきます。
人間、どうしても、単に「読んだだけ」では、わかった気にはなるものの、すぐに忘れてしまいます。
それを定着させる基礎が、「書く」ということ。
もちろん、ただただ書き綴る、というのも一つのやり方でしょう。
ここで大切なのは、「よりよい時間の使い方」をして欲しいということ。
つまり、同じ反復、でも、「書いて、考えて、理解を深めていく」ということですね。
その単語の成り立ちや、頻出の文章事例にまで及んで、初めて読解に生かされてきます。
学生時代、よく友人とテスト前には「このシャーペンばっかり使って、書いて勉強してるねん。そしたら、このシャーペンが一緒に覚えておいてくれるって、思えるから。」などと言ったものでした。
手を動かすことで、脳も活性化するとのことですし、是非、「書いて覚える」ということを、どのような勉強ででも基本としていただきたいです。
そうすることで、「考えながら、文章を書き、問題意識を深めながら、また考えていく。そして書く…。」といった、文章力向上の基礎にも繋がってきます!
まだまだ5月!春の深まるこの時期に、勉強スタイルを構築していきましょうね!(^^)!
心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO