修繕工事は相見積もり
マンション保険の費用削減の実例のご紹介します。昨今築20年以上のマンションの積立マンションの保険について、新規更改を断られた、保険料が1.5倍になったなどの相談も多くなっています。多くの管理会社は自社で代理店をしており、自社の取引のある保険会社の見積もりしか出せません。保険会社は通常、マンションのリスクを現場で調査せず、保険料金を建築の面積や築年数のみで、机上で算出するため、築年数の古いマンションは非常に高くなる傾向にあります。
そこで、管理組合より別に、日新火災のマンション保険の取得を行い、他社の保険見積もりを比較検討した結果をご紹介します。
事例① 大阪府内の団地(400戸超・築40年超)の事例です。M社の積立型で契約していたが、満期の更改の見積もりでは保険料(掛け捨て部分)が約800万から約1000万超に約200万以上(保険期間は5年)値上がりした。この経費UPは管理組合では大きな負担となるため、日新火災のマンションドクター火災保険で相見積もりを取得した。
高経年と不利な条件ではあったが、管理状況は良好で、給排水の更新工事も済みであったこともあり、約660万円という見積もりが提出された。結果、約350万以上の保険料の削減となり、且つ保険料だけでなく、免責(自己負担5万円)の撤廃や理事会役員の損害賠償の保障も追加された保険内容となった。日新火災にて相見積もりを取った理事長も大変満足され、日新火災保険と契約された。この浮いた費用を修繕費に使い、マンションの資産価値向上に使って頂きたいですね。次回は、途中更改した事例をご紹介します。