お墓と相続税
村墓地には従来の和型の形をしたお墓も沢山ありますが
「これはお墓かなぁ?」と思うような自然石が足元に転がっているのをよく見かけませんか?
「おっとっ!」と踏みそうになるのですが 実はこれもお墓で有ることが多く・・・・
前に野立ての花立てが有ったりして参拝者の有ることが伺えます。
又立派なお墓でも建立者や縁者との連絡が何十年もつかず放置されたままのお墓も存在します。
先日依頼を受けてお墓整理の為、村墓地の調査に行きました。
調査の手順としては
お墓一基づつの区画寸法を測ります。
お墓とお墓の通路や左右前後の感覚を測ります。
筍のように地面から顔を出しているような自然石のお墓でも
参拝が伺えるようなものは区画寸法を見立てて測ります。
一基づつ家名を確認して写真を撮ります。
無縁になっているお墓は戒名や法名の彫刻文字を読み取り紙面にうつします。
無縁墓では大変古いお墓が多く「天保時代」のものも見受けられますね。
村墓地はもともと村の人達がその地域に住んでいる縁者で構成されていることが多く
墓地の図面は所有するところとそうでない所があります。
通路幅や墓地全体の寸法なども測りきちんとした図面に仕上がった時歴史的な資料となり管理が楽になるのです。
参拝者の無い無縁墓をお纏めして無縁塚に安置し
新たにお墓を建てれるスペースを生み出すことが出来ます。
無縁墓は告知看板を取付一定の期間連絡を待ってから連絡がない場合にのみ無縁塚に安置します。