心を癒すとまり木に!
「販売方法」 には色いろあります
先日近くのスーパに行った時ステーキの試食販売が行われていて
小さな子供3人連れのお母さんが前を通りかかりました。
親が止めるまもなく 試食大好きの子供達は販売員さんの側に寄っていったのです。
「お肉頂戴!」
スーパーの試食販売は子どもたちにとって刺激的なイベント。
販売員さんは3人の二人までは爪楊枝で刺した1cm足らずのステーキの一切れを渡しましたが
二人に渡した後に
「ハイ終わり!後は買ってね。」のセリフ!
焼けたお肉は手元にあるのに・・・・
「はい のいて のいて~と子供達をあしらうように手で振り払うジェスチャーをしたのです」
二番目に貰った4歳ぐらいの男の子が大泣きをしてその場から動かなくなったのですが、
何故かと言うと
一番年上の女の子が(7歳~8歳ぐらい)一番にお肉を貰い
二番目にお肉を貰った子が 3歳ぐらいの弟を思って先に弟にあげてしまったのです。
小さな弟は遠慮無くお肉を 「パクリ!」
家庭では兄弟への思いやりを躾られているのでしょう。
お兄ちゃんは、まさか自分にお肉が来ないと想像しなかったのす。
人が振り向くぐらいの大泣きが続き親を困らせていました。
「お肉食べた~い」
「ステーキを買って家で焼いてあげるから~」と言えば収まったかもしれませんが
高額の値札がついていますし、そんなものじゃないという判断だったのでしょうね。
お母さんは、泣いているお兄ちゃんに向かって
「お兄ちゃん、〇〇ちゃんのことを思ってお肉先に上げたんだよね。
今日はいい事をしたからご褒美に 大好きなプリンを買ってあげよう~」
と言ってその場からようやく放れることが出来ました。
それにしても試食販売で 何が売りたかったのでしょうね。
当然「ステーキ」かもしれませんが・・・・・
1回きりのステーキ販売より
喜んで来てくれる雰囲気が販売促進に繋がるのでは?