物は授かるものであって欲しがってはいけない。
墓石店は、一定の年齢層とお墓を必要とするお客様の来店がが殆どです。
京石の展示場では(高槻市別所中の町1-6)
「もっと多くの人にご来店頂きたい」の思いから
今すぐお墓を必要としない年齢層の
子供から大人の方に来店して頂くにはどうすれば良いか?
とずっと考え続けてきました。
それは目先のお墓の販売に終わらず将来の事を考えての事でした。
そこでお店の一部に手作りギャラリーを設けたのが始まりです。
手作りされる作家さんの作品を預かり展示販売をして・・・・応援するものです。
そして月1回はフリーマーケットを開き
地域の人々に見て頂きました。
地域の交流と作家さんの応援の場としてお役に立ちたいという思いを込めて。
案内パンフレットを作り関係者に自筆のお手紙を付け毎月郵送し続けてきました。
今月で88回を迎えます。
送った先からは
「あの手紙毎回自筆で書いてるの?」と聞かれます。
子供から大人までお墓の話ではないけれど
お店にご来店頂ける様になりました。
又お店に来るのを楽しみにして頂けるようになりました。
昨日は依頼のあったギャラリーの商品が完成し商品を受け取りに来られた方が
作品を手にして「本当に嬉しいです。又ちょくちょくお店に来ますね!」
と言って頂き喜んで帰られました。
「この事を続けていて良かったのだ」と思います。
時にはお客様が数組立ち寄られてお茶をしていかれます。
何気ない世間話や相談事を話されて帰られます。
お墓に直接関係無くても良いのです。
もちろん、お墓販売の仕事をこなしながらの接客対応ですが
お客様はそれもご承知頂いています。
これからもとまり木のようなお店の存在が地域のお役にたつ事を
願っています。