『お米と小麦とアンチエイジング』漢方 大阪 心斎橋 難波神社 光る堂薬店
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アンチエイジングといっても
美容の話ばかりじゃないよ。
超高齢社会の日本は認知症対策も考えないとね。
実際これは切実な問題で
今や日本は高齢者の5人に1人は認知症、
2040年には4人に1人と言われているよ。
認知症の予防といっても
まだ確立されているわけじゃないけど
食事・運動・社会活動などの
生活習慣が重要だと分かって来た。
とくに食事は生活習慣病の予防にもなるし
手軽に取り組めるからぜひやって欲しいね。
認知症の予防になると言われる食品には
イワシやサバなどの青魚に含まれるDHA・EPA
玄米のGABAやフェルラ酸
大豆のイソフラボンやレシチン
緑茶のカテキン、
緑黄色野菜
などがあるが
和食ばかりだね。
ここでは大豆に注目してみよう。
大豆はお米と並んで和食の中心。
昔は肉を食べなかったから
不足しがちなタンパク質を補っていたのが大豆なんだ。
だから「畑の肉」と言われるんだね。
もちろんタンパク質だけでなく
ビタミン・ミネラル・食物繊維など
様々な栄養素を含むけど
アンチエイジングで注目されているのは
イソフラボンとレシチンだね。
イソフラボンとは大豆に含まれるポリフェノールの1種で
強力な抗酸化作用で酸化を抑え
またエストロゲン様の作用を持ち
美肌効果や更年期の予防も期待できるよ。
さらにレシチン。
レシチンとはリン脂質の1種で
細胞膜の保護効果で全身の細胞をサポートしてくれるだけでなく
脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの材料なんだ。
アセチルコリンは記憶や学習機能に関与しており
加齢による認知機能の低下を防ぐ効果が期待されているよ。
大豆がブレインフードと呼ばれる所以だね。
そういうわけで
今日は頭のアンチエイジングについてお話ししたよ。
和食中心の食事は脳にもいいんだね。
大豆もしっかり摂らなくちゃね。
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