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自分をさらけ出すのが怖い人が、素の自分で話せる方法

大城ケンタ

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テーマ:コミュニケーション

<自分をさらけ出すのが怖い、という悩み>


・人と話すときに緊張する
・本当は嫌われていると思う
・自分と話しても楽しくないんじゃないか?
・「これを言ったら嫌われるんじゃないか」と常に思う
・輪の中に入れず孤立してしまう。
・素の自分を出せない


このように

自分をさらけ出すのが怖い人が、
素の自分で楽しく生きる為の方法を
3ステップでご紹介します。


最後まで読んで頂き、
この記事の内容を段階を踏みながら
一つずつ取り組んでみてください。


あなたが素の自分をさらけ出す
ことが出来るでしょう。


こんにちは。
公認心理師の大城ケンタです。
よろしくお願いします。

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自分をさらけ出すのが怖い人の4つの特徴

1、考えすぎる(思考編)

自分をさらけ出すのが怖い人は
次のようなことを考えてしまいがちです。


・本当は嫌われている
・影で悪口を言われている
・自分と話しても楽しくない
・これを言ったら嫌われるんじゃないか
・気持ち悪いと思われている
・相手を不快にさせていると思う
・ダメな人と思われている


上記は本当かどうかは分からないけど、
頭の中でそんな妄想が常に付きまとう。


これが自分をさらけ出せない人の思考パターンです。

2、本来の行動が取れない(行動編)

自分をさらけ出せない人は、
嫌われるのが怖い為に、
本来の行動が取れなくなります。


・相手の目を見れない
・うまく話せない
・黙り込む
・誘いを断れない
・愛想笑いをしてしまう
・頼る、お願いするのが苦手
・助けを求めるのが苦手


本当はもっとうまく話せて、自分の意見を言えて、
堂々としていたいし、人に助けを求めたい。


ところが、本人が望む行動が取れないのが、
自分を出せない人の行動パターンです。

3、感情がわからない(感情編)


自分をさらけ出せない人は、
人と会っている時も苦しいのですが、
家で一人で居る時も、考えてしまうので、
脳が休まる時がないのです。


そして、考えすぎることにより
自分の気持ちがわからなくなります。


喜怒哀楽がハッキリとわからない。
特に「楽しい」という感情がわからない。


「楽しい」という感情は、
頭で考えるものではなく、

スポーツや音楽のように
我を忘れて感じるもの。


考えすぎて、感情がわからないと、
やがて生きるエネルギーが低下します。

4、孤立して孤独感を抱える(人間関係編)

自分をさらけ出せない人は、
他人と打ち解けられないので、
孤立する傾向があります。

・飲み会で輪の中に入れない
・親友がいない
・職場で馴染めない
・友人と遊ぶのが楽しくない
・人間関係で孤立する
・友達と一緒に居ても孤独感を感じる


周囲のサポートが少ないと、
ストレスに対する耐性が弱くなる。
という心理学の研究結果も出ています。


そういう意味では、
自分をさらけ出せない人は
ストレスに弱い傾向にあります。

「自分をさらけ出すのが怖い」原因


他人からどう思われているかが怖くて、
自分をさらけ出せない理由。


ちなみに、それっていつから
自分をさらけ出せないのですか?


おそらく、子供の頃からではありませんか?


心理学的観点からすると
親に自分をさらけ出せなかった人は、
他人に自分をさらけ出せないのです。


・親がよくケンカして怖かった
・親に自分の話をしなかった
・家で安心して過ごせなかった


こういう人は、大人になっても
自分をさらけ出せません。


これは心理学では
「学習における般化」
と言われています。


例えば

「犬が怖い人」は「猫も怖い」
「白いネズミが怖い人」は「白いウサギも怖い」


これと同様に、
「親が怖い人」は「他人も怖い」
「親が嫌いな人」は「他人も嫌い」

基本的には同じ理論です。

自分をさらけ出す3ステップ

それではここからは、
他人に自分をさらけ出す為の方法を
3ステップでご紹介します。

①「自分をさらけ出すのが怖い」自分を認める


そもそも
「こんな自分が嫌!」
と思ってないですか?


人とうまく話せない自分は
「ダメな人間だ」と思ってないですか?


まず「自分をさらけ出せない」
そんな自分を否定しないこと。



それがスタートです。


「他人の目が怖くて上手く話せないこと」
それは褒められることではないかも
しれないけれど、できないものは
できないのだから、仕方ない。


野球がヘタな人に「早く上達しろ!」
と言っても、できないものはできない。


現状の自分を真正面から受け止めよう。

②頭を休めて気持ちを感じる


自分をさらけ出せない人は、
とにかく考えすぎです。


そこで
頭を休めて感情を感じる
練習が必要です。



人間関係で緊張している人は、
リラックスして安心する時間を
増やすことが役立ちます。

<ワーク1>

あなたがリラックスできる活動は何ですか?
リラックスする為に何をしますか?
あるいは、何をやめますか?


リラックスした時間を過ごす為に
どんなことが出来るかを考えて、
少しでも心が安らぐ時間を
持つようにしましょう。

<ワーク2>

今日の嫌だった出来事を
5つ書き出してみてください。


さらに、ちょっと辛いかもしれませんが、
ネガティブな感情を感じることも必要です。


「〇〇さんが嫌だった」
「〇〇さんが△△して嫌だった」



ポジティブな感情もネガティブな感情も
両方感じることで、あなたらしさを
取り戻すことができます。

③徐々に自分をさらけ出す


自分をさらけ出すって言うと、
抽象的でイメージが沸きません。


もう少し具体的に見てきましょう。


例えばこんなシナリオも
良いかもしれません。

a) 自分をさらけ出す相手を選ぶ


世の中には、

「怖い人」
「優しい」
「陰口を言う人」
「自分にとって、どうでもいい人」



様々な人がいます。


怖い人に自分をさらけ出すのは、
誰でも勇気が要ります。


だから、あなたの話を否定しない
優しい人を選んで、その人に対して、
自分をさらけ出しましょう。


あなたが本音を言っても
否定しない人は誰ですか?


思い浮かべてください。

b) 相手に興味を持つ


自分をさらけ出すのが怖い人は、
人からどう思われているかが気になって、
相手の人に興味を持てないことが多いです。


なので、相手に興味を持って
質問してみましょう。

・日常生活のこと
・家族のこと
・仕事のこと
・最近楽しかったこと
・好きなこと
・過去のこと
・将来のこと


基本的には好きなことを聞かれて
嫌な気はしないと思うので、


まずは相手がどんなことが好きなのか
質問してみることから
始めてみてはいかがでしょうか?

c) ワーク1で出てきた答えを、話す


相手に質問したら、
今度は自分のことを話してみましょう。


そこで役立つのが、先程のワークです。


あなたがリラックスできる活動は何ですか?
リラックスする為に何をしますか?
あるいは、何をやめますか?


この答えを相手に話してみてください。


「ちょっと聞いてよ。最近こんなことやってるんだ。それがすごくリラックスできて良かったよ」と。


慣れてきたら、最近の嬉しかったこと、
ハマっていることなど、
誰かに聞いてもらうとよいでしょう。

まとめ


自分をさらけ出すのが怖い人が、
素の自分で楽しく過ごす為の方法を
ご紹介しました。


・現状の自分を否定しない

・考えるより、感情を感じる練習をする

・本音を言える相手を選ぶ

・相手に興味を持って質問する

・自分のことを話してみる


こういったことを実践していくことで、
徐々に自分をさらけ出し、素の自分で
他人と関わることができるでしょう。


ぜひ一つずつ取り組んでみてください。


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