「メイクカラーセミナー」顔の赤み、膨らみを目立たなくするメイク方法
こんにちは。
パーソナルカラーリストの馬上久恵です。
先日あるイベントでお会いしたお客様から質問がありました。
この質問からお悩みの解決方法を一緒に考えてみたいと思います。
■お客様からの質問
「以前、パーソナルカラー診断を受けたのですが診断は秋タイプでした。
そこからは秋タイプに似合うと聞いた色の洋服をたくさん購入して毎日着ていましたが、なんだか顔色が悪く見えます。
顔色が悪く見えることで、とても老けて見える気がします。
改善することはできますか?」
では質問の解決方法を考えてみたいと思います。
まずは
「秋色の特徴を知る」
そこから細かい色の属性を見てから似合わないと感じる
原因を探していきます。
パーソナルカラー診断後に、似合うと言われた色がしっくりこない!というお悩み。
今回は秋色
でのお悩みでしたが、他のシーズンの色であっても
・似合わないと感じる
・似合うと言われたグループの色が好きになれない
・着ていてもどこかピンとこない
などのお話を本当にたくさんお聞きします。
似合うと言われた色がピン!とこない原因の一つに
グループの色の特徴や色が与える影響を診断後のアドバイスでしっかりと
知らされていないというのがあります。
なんとなくのイメージからお話されていたのかもしれません。
そこで今回は秋色のグループカラーの特徴を見てみましょう。
秋色グループの主な特徴
<ベース> イエローベース
<明度(明るさ)> 中~低明度
<彩度(鮮やかさ)> 中~低彩度
<清濁> 濁色系
プロのカラーリストであれば、これらの色の特徴からお客様が疑問に感じる要因をおおよそ想像します。
■解決方法1 ベースカラー:イエローベース
例えばひとことでイエローベースといっても秋色のグループは
「ゴールド」をイメージしてください。
ゴールドのような黄みが肌にのることで血色が増して見え肌が艶やかでゴージャス印象となります。
ただし、あまり黄みが強い色が実際は得意でない場合はこのゴールドが逆に顔色に黄みが強くなりすぎて「くすみ」に見えてしまうのです。
秋色だからと黄みを強く感じる色を特にトップスで多く選んでいませんか?
肌にくすみを強く感じている時はあまり黄みの強い色をトップスに、持ってくることを避けましょう。
■解決方法2 「明度(色の明るさ)」:中~低明度
秋色グループの色の明るさの特徴は、やや暗い色から暗い色が多くあります。
色に重みがあることでゴージャス感や大人っぽい印象を作るころができます。
ですが、やや暗い色、暗い色は似合う場合は輪郭がすっきりとシャープな印象となりますが似合わない場合は顔色全体が暗く見えて、陰や色素沈着が濃く、強く目立つように見えます。
秋色のグループだから、やや暗い色から暗い色しか似合わないわけではありません。
人によっては全体的には秋色がお似合いであっても、明るさは春色グループに近い
明るい色の方が得意な方もおられます。
一度、やや暗い色をやや明るい色のトップスに変えてみてください。
その時のお顔の色が明るく感じたら、明るさの調節が必要となります。
■解決方法3 「彩度(色の鮮やかさ)」:中~高彩度
秋色グループの鮮やかさはあまり色みが強く感じる色ではなく落ち着いた穏やかな
印象の色のグループです。
穏やかな印象の色は似合うとシックな印象となります。
どこか洗練されたイメージです。
ですが似合わない場合は、顔の印象が弱く、地味な印象に見えます。
地味な印象が老けて見えるという見え方につながっているかもしれません。
今まで選んでいるよりも、気持ち鮮やかな色を選ぶことで華やかな印象につなげる
ことができるかもしれません。
■解決方法4 清濁
秋の色のグループは濁色が多く似合う場合は肌がソフトで滑らかに見えます。
ただし似合わない場合はお顔が全体的にぼんやりと寂しい印象に見えます。
洋服の生地に少し光沢感をもたせるなどの工夫で肌のツヤや輪郭をスッキリと見せることができるかもしれません。
今回は秋色のグループの色が似合わないと感じている原因を色の属性が与える印象から解決方法を探してみました。
まずは理想としている自分のイメージをしっかりと持ち、何が一番
かけ離れているかを確認しながら再度、ご自身で似合う色をさがしてみてください。
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■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理も交えたパーソナルカラースタイルを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!