流行色が似合わない場合の取り入れ方 大阪マナー&カラー個人指導教室
こんにちは。
イメージコンサルタントの馬上久恵です。
専門学校でのパーソナルカラーの授業、またセミナーなどを行う際に必ずある質門を受けます。
「私はイエローベースですか?ブルーブルーベースですか?」
という質門です。
パーソナルカラーを見つける時は、いわゆるベースといわれるイエローベース・ブルーベース
だけの判断ではきまりません。
パーソナルカラーを判断するためには
1、色相
2、明るさ
3、鮮やかさ
4、清濁
の4つの色の属性を比較しながら似合う色を見つけていきます。
イエローベース、ブルーベースというベースだけにとらわれるのではなくご自身がそれぞれの属性から見える「似合う色調域」
を知ることが本当に似合う色を見つける鍵となります。
イエローベース・ブルーベースだけにとらわれていると、あの色はだめ、この色もだめと
ご自身で色選びに制限をかけてしまうのです。
今日は本当に似合う色を探すポイントとしてパーソナルカラーを見つける色の4つの属性ごとに私たちカラーリストがどのような肌の色の変化を見ているのかをお伝えしたいと思います。
①色相を比較するポイント
色相(色み)は・・・肌の色みに影響します。
色相とは赤や青といった色みのことをいいます。
パーソナルカラーでイエローベース、ブルーベースという分類の意味を含みます。
よく聞かれるのが
「私、青が全然似合いません」
「私、ピンクが全く似合いません」
などの特定の色に対しての苦手意識です。
一言に青といってもイエローベースの青もあればブルーベースの青もあります。
自分はどのタイプの青が似合うのかを知ることが大切です。
ではこのイエローベース、ブルーベースはどのような肌の反応が見えるかというと・・・・
<イエローベース>
黄みが強い色は肌の色が濃く感じます。
人によっては血色が上がり、健康的に見えますが人のよっては肌の色が黄みが増して見えることが。
結果、顔色がくすんで見える場合があります。
<ブルーベース>
肌の色みが抜けたように見え色が白く見えます。
顔の色みが抜けることで、人によっては疲れた印象を与える場合もあります。
☆チェックポイント
顔色をすっきりさせるほうがいいのか、血色をあげて健康的な肌の色に見せるほうがいいのかをチェックしましょう。
自分は肌が黄色いからイエローベースしか似合いません!
これもたくさんの方が言われます。
私は肌が黄色いと感じている人の中には、ブルーベースで肌の色みを抜いた方がすっきりときれいに見える人が多いものですよ。
②明度を比較するポイント
明度・・・肌の明るさに影響します。
明度とは色の明るさのこと。
明るい色は顔色を明るく白く見せます。
暗い色は顔色が濃く艶やかに見え引き締まった
小顔効果が得られます。
ただし似合わない場合は明るい色は顔が膨張し大きく見え、ぼんやりした印象を与えます。
暗い色が似合わない場合は顔に陰ができたり、色素沈着が目立ちます。
☆チェックポイント
明るい色で肌を明るくすっきりと見せる方がいいのか、暗い色で輪郭を引き締めるほうがいいのかをチェックしましょう。
③彩度を比較するポイント
彩度・・・肌の色を強く見せたり、弱く見せたりする
彩度とは色の鮮やかさのことをいいます。
鮮やかな色ほど肌の色みが強く見え、穏やかの色ほどソフトな印象になります。
鮮やかな色が似合うと肌の色にツヤが感じられハリが出たように見えます。
穏やかな色が似合うと色を白く見せ肌をなめらかに見せてくれます。
☆チェックポイント
鮮やかな色を顔の近くにもってきたとき、色ばかりが目立つという経験はありませんか?
これはその鮮やかさが似合わないということです。
鮮やかな色は、はじめから似合わないと決めている人が多いですが、一度お店などで鮮やかな色をお顔の近くにあててみて、肌のツヤやハリがでるかを確認してみましょう。
④清濁を比較するポイント
「清濁」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれません。
ですがパーソナルカラーでは似合う色を見つけるのにとても大切な要素となります。
清色・・・純色に白、黒を混ぜて作る色。
澄んだ色のことをいいます。
濁色・・・グレイをまぜて作られた色のこと。
中間色という言い方をする場合もあります。
パーソナルカラーでは色の清濁は肌の質感に影響を与えます。
例えば清色(澄んだ色)は肌をつややかにクリアに見せます。
また、濁色はソフトで立体的に見えます。
似合うと鼻が高くなったように見えるのです。
清濁は洋服の場合は素材などから影響を受ける場合もあります。
メイクではツヤ感重視、あるいはマットな仕上がり重視かなどです。
<ポイント>
パーソナルカラーセミナーでは、色の属性ごとに顔色の変化をみていただきます。
そうすることで、青がだめ、赤がだめなどといった色みだけで似合う似合わないと判断してしまうことがなくなります。
人によっては明るい色が得意な人、暗い色でかっこ良く見せる方が得意な人。
また、どのあたりの鮮やかさが得意なのかなど
自分に似合う色は大きくどんな特徴を持っているのか
を知ることはこれからの色選びにとても役にたちます。
自分オリジナルのカルテを作るつもりでこの4つの属性から似合う色の特徴をまとめてみましょう!
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■馬上久恵 HISAE MAGAMI
ジュエリーメーカー勤務での販売経験の中で女性が本当に美しくなるためには
内面・外面の充実が必要不可欠であると感じる。
現在大阪で総合的な美しさを引き出す
マナー、コミュニケーション&色彩心理テクニックを伝える教室
「Applause of Color」を主催。
個人向けコンサルタント、セミナー講師、専門学校講師として幅広く活躍中!