2015年1月に介護福祉士を受験する人は介護技術講習会を受けるより実務者研修を受講した方が得?
みなさんこんにちは
ベストウェイケアアカデミーの馬淵敦士です。
今回のテーマは「それぞれの行為」についてです。
パート6まで介護実務者の必要性や、求められているものをみなさんと一緒に考えて来ましたが
今回は、それぞれの行為についてお話ししたいと思います。
それぞれの資格を持った者が利用者様の困りごとに寄り添い、課題を一緒に解決していくのが、介護の本質の部分です。
その際に、利用者様が医療が必要なのか?介護が必要なのか?とそれぞれの他の専門職と連携して利用者様のニーズに応えて介護支援を行います。
では、介護職員も行うことができる医療的ケア等ですが、命に密接しているので十分な介護職員の立場として知識等が当然ながら求められますが、どの状況の場合においても相手を尊重した行為が求められます。
利用者様の身体の中に器具等を挿入する訳ですから、清潔保持を重点に置き行わなければなりません。
利用者様の心の準備もして頂かないまま、挿入したりするのは恐怖そのものだと思います。
利用者様は、器具等を挿入し生命保持を保たれているのですから利用者様に合図を送り心の準備して頂かないままに、行為を行うことは一番してはいけない行為だと思います。
介護・医療関わらず「声かけ」は重要ですし、「説明・同意(インフォームド・コンセント)」を適宜行うことが重要ですよね。
また、利用者様の心の支援も忘れないでいただきたいと思います。医療場面だけに限らず、介護の現場においても求められているものだと思います。
実務者研修の実技や講義においても勉強して欲しい、忘れないで介護職員としてのモラルの部分も念頭に置きながら勉強して欲しいと考えています。
次回はパート8「経管栄養の基礎知識」です。