お店の色(カラー)を持つことがとても大事
会社(お店)を経営していると、様々な局面で悩んだり、迷ったりする事が多いです。
毎日の様に起こるトラブルや問題の対応に追われたり、売上が多かったり少なかったりと一喜一憂したりと、とにかくいい意味でも悪い意味でも毎日暇なしです。
迷う場面といえば、
例えば、
条件があまり良くないお仕事の案件ご依頼があった場合。
売上的にも利益的にもそんなにいい条件じゃない場合ですね。
そういう場合、普通は割に合わない場合はお断りするのが常ですが、意義のあるお仕事だったり、社会貢献に少しでも近づけるお仕事であればなるべくお受けする様にしています。
以前までは損得勘定で、経営的に割に合わない仕事はなるべくお受けしていなかった部分もあるのですが、
人間は感情で動くもので、どうしてもその時々で迷いが生じる場面も多々あります。
『これは受けていいのかな』
『利益そんなに無いけど長い目で見たら今やっといた方がいいかな』
『今やるべきじゃ無いかな』
などなど、色々な考えが脳裏をよぎります。
もちろん完璧な正解など無いですし、最後は経営者が決めないといけないです。
突然ある日を境に決めた事なのですが、自分の中で迷った場合の物事を決める際の決断方法があります。
それは、
『お客様や、お取引様、スタッフを含めた周りの人々、つまりは広い意味で言えば世の中の為になるのであれば、そっちを優先して決めよう』
という基準を設けた事です。
基準というか踏ん切りというか。
決意に近い感じですね。
読書が好きで色々な経営者の本やビジネス書を読んだりしているうちに
『自分は何の為に生まれてきたのだろう』
『会社は何の為に存在するのだろう』
という自問自答を続ける様になりました。
ただ物を売ってお金を儲けるだけの作業ではなく、自分が行なっている仕事を通じて何か世や人の為に貢献出来る事は無いか、そんな事を四六時中考えています。
そういう意識を強く持ち始めてから自分の中で軸ができ、あまり物事に対して迷わなくなりました。
軸が通ってブレがなくなった感じです。
自問自答して『大義』を持つ様にしています。
ただ悩みは尽きないので日々自戒の修行です。