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棚原彰悟プロのご紹介
湿度対策に着目した断熱性と気密性を備える木造住宅で、心地よい室内環境を保つ住まいを提案(2/3)
大工職人の父とともに、顧客の要望を細やかに反映
北中城村で生まれた棚原さん。幼い頃、大工である父親の豊さんに「設計士さんがいないと家は建てられないんだよ」と教えられ、現職を志すようになりました。
「職人の道は危険も伴うため薦めなかったのかもしれません。いずれにせよ、自分が設計し、父に大工として携わってもらう事が幼いながらの素直な目標になりました」
県立普天間高等学校から沖縄職業能力大学校に進学。卒業後は、沖縄の風土に根差した住宅を手掛けるアトリエ設計事務所に就職し、実務のサポートをしながら、敷地や環境を読み解く設計の考え方や空間デザインを学びますが、若手であったことから設計の仕事の機会に恵まれず。将来、住宅建築での独立を目標にしていたことから更なる経験を求め、新天地に赴くことを決意。友人の紹介を受けて建設会社に入社します。
「転職先はコンクリート造の建造物に軸足を置いていましたが、入社した翌年から木造注文住宅に着手し、設計を任されるようになりました。当時、現場のチームが初めての木造に苦戦していたため、私が施工の納まりまで担当するようになりました。設計から施工まで一連の作業工程に携わった結果として、工事費用を算出する積算のスキルも身に付けることができたのです」
独立を目標にしていた棚原さんは、いとこからマイホームを新築したいと声が掛かったのを機に退職して事務所を開くことに。2022年5月、父が営んでいた「棚原内装」と統合して「T home」を設立しました。
「私が図面を引いて、父に職人として携わってもらう。当方が一貫して対応する体制で、建築士の目線、大工の目線を掛け合わせ、長期にわたり満足できる住宅を提供いたします」
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