口腔内洗浄機は口腔清掃のファーストチョイスに!
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
「高齢者の母の口腔ケアはどうしたら良いですか」こんなご質問をいただきました。
寝たきりのお母さまの口の中が汚れていて、うまく清掃ができないそうです。
それではということで、一度ご自宅に伺いしました。
入れ歯を外して、義歯用ブラシでよく汚れと食べかすを落とします。
幸い残った歯(下の犬歯2本)には問題なくではありましたが、
しっかりとプラークと歯石がてんこ盛りの状態で、入れ歯もヒビが入った状態でした。
入れ歯の修理と歯磨きの方法を説明させていただきました。
まずは上下の入れ歯を外し、残った2本の犬歯の周りをタフトブラシでよく汚れを取ります。
うがいは可能だったのでよくうがいして頂いて、食べかすを全部吐き出すこと。
また上には歯は残っていないが、上下の歯ぐき、舌の上、頬の内側を、
少し大きめなナイロンブラシでブラッシングして汚れを取る。
入れ歯は義歯用ブラシでできれば毎食後、
少なくとも一日一回食器洗剤をつけて洗ってぬめりを取ります。
夜就寝時は入れ歯を外して洗浄液につけて保管する。
以上を口腔ケアの方法として説明しました。
ただ口の中は意外と暗いので、ライトを照らしながら行って下さい。