「やわらかい入れ歯」の症例 痛くない入れ歯
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
やわらかい入れ歯の大きなメリットについてお話します。
1)噛んだ時の痛みを和らげ、食べやすくする
やわらかい入れ歯の歯ぐきに接するところに医療用の生体シリコーンを加工しているため
食べ物を噛んだ時の圧力をシリコーンのクッションで緩衝して、歯ぐきを保護します。
部分入れ歯でも噛んで痛い場所に加工して食べやすくします。
総入れ歯の場合は顎の状態にもよりますが、3種類の柔らかさのシリコーンから選択して、
入れ歯が動きにくく、食べやすい入れ歯を作製します。
2)歯ぐきを傷から守る
薄い歯ぐきや顎の骨の形が入れ歯に合わない場合に、硬いプラスチック製の入れ歯では噛
むと歯ぐきに傷が出来て、出血や腫れを起こしてしまいます。
食べる度に涙が出そうになると表現される患者さんの気持ちもわかります。
生体シリコーンの厚みで歯ぐきを噛みキズから守り、食生活を取り戻しましょう。
3)色々なタイプの入れ歯にやわらかいシリコーン加工ができます。
プラスチック製の入れ歯、金属床の入れ歯、
ノンクラスプタイプの義歯、総入れ歯、部分入れ歯
注)多くの古い入れ歯は様々な理由(プラスチックの摩耗や老朽化など)で
シリコーン加工が困難な場合が多いです。