結婚式までにいびきを治したい
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
無呼吸の症状を前回、前々回で説明しましたが、治療方法について説明いたします。
無呼吸治療の開始は減量、基礎疾患治療となりますが、
無呼吸検査の結果、CPAP、スリープスプリント、外科手術と処置が決まります。
歯科で扱う概ねスリープスプリント療法は軽度から中度の場合、また中度から重度はCPAP,外科手術と別れ、医師の診断で行われます。
CPAPは鼻マスクより加圧した空気を気道に送り、酸素を体に取り込む装置で、
その有効性と安全性が確認され、現在では無呼吸治療の第一選択となっています。
また歯科で扱うスリープスプリント療法は、プラスチック製のマウスピースを咥えて使用する装置です。
CPAPほどの治療効果はありませんが、取り扱いが簡単で小さく、電源もいらず、効果が高い。
ここにスリープスプリント考案者の中川健三先生の平成14年患者アンケートを記載します。
スリープスプリント療法のアンケート調査 患者143名スリープスプリント完成後アンケート
◦ イビキは減りましたか?
完全に治った 11人 ほとんど治った 53人 半分減った 36人
少しは減った 19人あまり変化がない 0人 不明 5人 未記入 4人
◦ 無呼吸は減りましたか?
完全に治った 15人 ほとんど治った 33人 半分くらい 13人
少しは減った 18人 不明 42人 未記入 7人
◦ ぐっすり眠れますか?
よく眠れる 75人 あまり変わらない 49人 悪くなった 0人 未記入 4人
◦ スリープスプリント装着時の違和感
ほとんどない 40人 あるが我慢できる 85人 ひどくて眠れない 0人 未記入 3人
◦ 朝の目覚め
良くなった 56人 あまり変わらない 71人 悪くなった 0人 未記入 1人
◦ 同室者の評価
良好 96人 悪くなった 0人 分からない 24人 未記入 8人
◦ 日中の眠気
無くなった 75人 あまり変わらない 49人 悪くなった0人 未記入4人
◦ 総合的に判断して
おおむね良好 95% 効果がない 0% 未記入 5%
当院でも21年歯科で扱うスリープスプリント療法を行ってきましたが、結果としては大変良好と感じています。
お困りの方はご相談下さい。