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入れ歯の調整の必要性について

津谷良

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テーマ:入れ歯の定期健診

皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。



「入れ歯を作った時はそう思わなかったが、次第に噛みにくくなった」
リコールで来院された患者さんの話です。

このSさんに1年ほど前に下顎の右下の臼歯4本の入れ歯を作らせていただきました。
長い間入れ歯を入れずに過ごされていたために、右上の歯が1センチほど下の方向に伸びて、
入れ歯の入るスペースが狭くなっていた患者さんです。

初めての入れ歯のため初めは慣れずに苦労されていましたが、
ようやく慣れて食べられるようになっていました。

このケースのように右は入れ歯、左はご自分の歯となる場合は、
同じ食べ物を噛んでも、入れ歯は歯ぐきに乗っているため、
以後自分の歯と比べ下方へ沈み込む量が多い訳です。
従って時間が経って入れ歯に慣れてきた時点で入れ歯の粘膜面への調整が必要となります。

Sさんの入れ歯は調整を済ませ、今は問題なくお使いいただいているようです。
このように入れ歯は使ってみてその状態に合わせての調整が必要となることがあります。

まさに入れ歯は生きているのではないかと思われることもしばしばあります。
だから入れ歯は面白いのでしょうか?

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津谷良
専門家

津谷良(歯科医)

津谷歯科医院

「うまく噛めない、痛みがある、話にくい、金属のバネが見えるのは入れ歯だから仕方がない」そう思っていませんか? 津谷歯科では患者様の様々なご希望にお答えするのが、プロとしての一流の基準と考えています。

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