入れ歯で話やすくするための舌の位置について！

皆さん、こんにちは！いかがお過ごしですか？
津谷歯科医院　院長の津谷　良です。



今回は入れ歯に慣れやすくする舌の位置についての話です。
例えば上顎に入れ歯を作った場合、前歯の裏側に入れ歯のベース（床）が付いてしゃべりにくい場合、
この入れ歯のベースが無くなれば話やすくはなりますが、
そうはいかない場合、舌の位置を奥にひいて話をするとスムーズに聞こえてきます。

どうしても入れ歯の前方が気になって話にくくなりますが、入れ歯に慣れるための一つの方便です。
もちろん下顎の前歯の裏の入れ歯のベース（床）の場合も同様です。
初めて前方に引っ掛かりができると、皆さんそう感じます。

その部分の厚みがどうしても気になる、話にくいと感じる場合は、
厚みが約1ミリ位の金属床に作り替える事をお勧めします。

部分入れ歯は口の中に入れて、邪魔にならないサイズが一番ですが、
すぐ外れたり、動いて食べられない事になっては入れ歯の意味がありません。

使いやすい入れ歯を作ることは患者さんによって様々ですので、本当に難しいところです。
当医院では多種多様な入れ歯を作っていますので、お困りの方はご相談ください。