津谷歯科は快適な入れ歯作りを目指して今年で34年経ちます。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
私たちが毎日頂いている食事。
幼い頃から慣れ親しんだ日常の食卓を囲む一時。
「楽しいこの時が、歯を失った時から叶わなくなった」と
65歳の総義歯の男性から相談を受けました。
実際非常にお困りの状態でした。
この患者さんがすべての歯を失ってから2年が経ち、
総入れ歯を作ったのですが、うまく食べられなかったとの事でした。
その原因は入れ歯を入れると、吐き気をもよおすために、入れ歯を入れて食べられない。
実際入れ歯を作るための型とりも大変なため、表面麻酔を喉に吹き付けてからとなります。
入れ歯を考える時に、部分入れ歯は口の中に歯が残っているため、
ある程度入れ歯の面積を小さくして対応しますが、
もうすでに歯はすべて失っているために、それも限度があるのです。
規定の総入れ歯のサイズでは受け付けてもらえない。
といって小さくすると、すぐ入れ歯が外れてしまう。
本当に歯科医としても、難症例です。
しかしこのご要望に応えなければなりません。
まずは古い入れ歯の改造から行い、患者さんに少しずつ入れ歯のサイズアップに慣れて頂き、
それから新しい入れ歯が出来上がりました。
患者さんの努力の賜物でなんとか慣れていただきました。
このケースから思うことは、部分入れ歯ながら初めて作ったが気持ち悪くて調整をしたが、
入れなかったとしたら、残っている歯に負担が増え、早期に歯を失うことに。
できるだけ歯の残っている時に、使いやすい部分入れ歯を作ることです。
入れ歯のご相談は当医院までご連絡ください。