コラム
やわらかい部分入れ歯は何でも食べられる入れ歯です
2019年10月22日
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
「やわらかい入れ歯」は総入れ歯の方のために作った入れ歯ですが、
最近は部分入れ歯の方にも「食べやすくなった」
「噛んで痛みが無くなった」などと好評です。
患者さんの部分入れ歯の気になるところ、問題点をお聞きすると、
「プラスチックの入れ歯だと人工歯の部分で、しっかり噛み切れない」
「ぐっと噛むと痛い」「ちょっと歯ごたえのあるものだと食べにくい」
などの声がありました。
基本的にはここまで部分入れ歯への声が上がるとは思っていませんでした。
総入れ歯は口の中に残っている歯はありませんので、入れ歯が動きやすくなる。
そのため歯グキや粘膜の痛みが起こりやすいわけです。
しかし部分入れ歯は基本的に残った歯に入れ歯は固定されるため、
総入れ歯ほどではないと考えていました。
でも、患者さんが間違っていることはありません。
それではこのやわらかい入れ歯の技術を部分入れ歯に応用すると、
評判が良いのです。
そこで入れ歯の厚みを薄くして、丈夫な金属床義歯や、
クラスプの金属色の見えないノンクラスプ義歯とのコラボで、
噛んで痛くなく、コンパクトで薄く話し易い「やわらかい部分入れ歯」、
「やわらかい部分入れ歯金属床タイプ」などができました。
入れ歯は保険外となりますが、色々な設計ができますので、
費用の方はご相談ください。
従来の今までお使いの部分入れ歯にも「やわらかい加工」ができます。
しかし入れ歯の設計上の問題で無理なこともあります。
まさに今までの硬い入れ歯と比べると、何でも食べられる優しい入れ歯です。
今までの入れ歯に満足されていない患者さんは是非ご相談ください。
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