津谷歯科は快適な入れ歯作りを目指して今年で34年経ちます。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
今日は入れ歯のご質問をいただきましたので、そのことについてシェアーしたいと思います。
Q) 上の奥歯に部分入れ歯を先日初めて入れてなんとか慣れてきました。
初めは話しにくく、電話で友達にどうしたの?と聞かれる始末。
食べると全く痛みは感じませんが、鬱陶しくて外したい気持ちです。
左右の奥歯がないため、前歯の裏側や奥のプラスチックの厚みが気になります。.
もっと話し易く、入れ歯を付けている事が楽な方法はありませんか?
A) よく皆さんからご質問頂く内容が「話しにくい、入れ歯の厚みが気になる」ことです。
確かに口の中にプラスチックの厚みが入るため、滑舌が悪くなるのもよくわかります。
部分入れ歯は歯の喪失している部分だけでは安定ができないため、
維持装置(一般的にはクラスプと呼ばれる装置)がついているため、
その部分を入れ歯の基礎部分のプラスチックの中に組み込んだり、
左右の歯の喪失がある場合ですと左右をつなぐため
その部分が邪魔になってくるようです。
この問題を解決するためには、金属床義歯が最適です。
全くゼロの厚みではありませんが、
プラスチックですと約3~4mm(あまり薄くすると割れてしまいます)必要ですが、
金属床ですと約1mmで作れるために、口の中が快適です。
また厚み以外に強度や設計の自由度が増すため、
快適な部分入れ歯が作成出来ます。
材質も、コバルトクロム、チタンなどがありますが、健康保険の範囲では作れません。
何れも安定した材質ですので上記のご質問の方には最適と考えます。
費用は歯の喪失による入れ歯の大きさにもよりますし、
コバルト、チタンなどの材質にも違いが出ますが、
基本ベースで20万~35万円前後ではないでしょうか?
もちろん費用の地域差がありますので、歯科医院にお尋ね下さい。
津谷歯科医院ではこの金属床に噛んで痛い方のためにバイオシリコーンを加工した
「やわらかい部分入れ歯金属床」や
審美性や快適性を追求した「カチッと入れ歯」など、
患者さんのご希望に合わせた多くのタイプの金属床義歯を作成しています。
「インプラントを勧められたが怖い」
「高額なため悩んでしまう」などのご相談もよく頂きます。
出来れば歯や骨を削らずになんとかしたい、
快適な入れ歯をとお考えの方はまず当院までご相談下さい。