結婚式までにいびきを治したい
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
睡眠時無呼吸症候群の患者さんにC-PAPをお使いの患者さんは結構いらっしゃいます。
C-PAPとは経鼻式持続陽圧呼吸装置のことで、睡眠の際顔にゴムマスクを装着します。
コンプレッサーによって空気を気道に送り続ける事で、
気道の閉塞を防ぐ治療法です。
簡単に使用でき、効果も大きいために、内科的治療の主役になっています。
しかし使用中に喉がカラ~に乾いたり、結露などで使用出来ないと感じる患者さんもいます。
当医院でも病院からの紹介でそのような患者さんにスリープスプリントを作製する事があります。
いくらC-PAPを調整しても合わないと嘆くHさんも無呼吸といびきにお困りの患者さんでした。
スリープスプリントは20本以上の歯が残っていないと作れないとなっています。
しかしHさんは15本の残存歯です。
他に無呼吸の治療方法がないために、スリープスプリントを作製しました。
口腔内で不安定さがあるものの結果は良好で、Hさんに使用して頂く事ができました。
ある程度不安を抱えながらの作製となりましたが、安堵いたしました。
当院では5本の残存歯まで行った事がありますが、結果はあまりよくありませんでした。
また無歯顎の患者さんをご紹介頂いた事もありましたが、お断りいたしました。
やはり歯がなくてはどうにもなりません。