下顎前歯の「カチッと入れ歯」のケース
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
部分入れ歯についている金属製のバネ(クラスプ)は歯に引っかけて入れ歯を固定します。
ブリッジほどではありませんが、バネのかかっている歯に負担をかけます。
感覚的には入れ歯が左右、前後に動くとその歯も揺さぶられて、一緒に動くということです。
しかし入れ歯を入れずに歯の抜けたまま放置しておくと、残った歯に噛む力が継続してかかり、
その歯の寿命を縮めます。
ではインプラントをその歯のない場所に入れれば他の歯の負担は少なくなりますが、
しかし良く考えてみてください。
その歯を抜くようになった原因を!
歯周病、むし歯、よく噛んで歯が割れたため?
口の中には歯周病菌やむし歯菌がいます。
決してなくなることはありません。
そのため良く手入れをしなければインプラント歯周炎を引き起こします。
歯ぐきが腫れたり、インプラントに動揺が起こります。
インプラントは人工物ですので、むし歯にはなりませんが、
もし壊れた時には骨を削って植立していますので、簡単に植え替えとはいきません。
そして奥歯では60㌔の力が食事時や歯のくいしばり時にはかかっています。
その力で歯が割れたとしたら、インプラントは大丈夫ですか?
一番大切なことは再治療が出来ることだと思います。
歯を失った事実は仕方ありません。
しかし骨を削ると簡単に言えば穴が開いてしまうために、骨は補てんされません。
そうなると入れ歯を作るにも条件が悪くなります。
さらにインプラントは治療費が非常に高額です。
津谷歯科医院では様々な入れ歯治療で患者の皆様のご要望に適いますように、
入れ歯相談を行っています。
お困りの患者様は相談だけでもお受けいたしますので、ご連絡ください。