入れ歯に慣れるために必要なこと
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
今週は「正しい入れ歯の洗い方」についてです。
患者さんの中には「歯が一本もないし、総入れ歯だからむし歯になることもないので、
歯ブラシをしなくていいので楽です」と言う意見もあるようです。
しかしコレは正しくありません。
毎食後入れ歯を正しく洗うことはとても大切です。
間違った洗い方をすると、入れ歯に細菌や歯垢が付着してしまいます。
不潔な入れ歯は口臭の原因になりますし、部分入れ歯の場合、入れ歯を引っかける金具
(クラスプやバネ)をかけている歯や残っている歯が、むし歯や歯周病になりやすくなります。
また噛むことにより、入れ歯の表面、内面に細かい傷が出来たり、口腔内粘膜を微妙にこすり、
荒れた所に口内炎が出来やすくなります。(義歯性口内炎)
ですから入れ歯はいつも清潔にしておくことが重要です。
<ワンポイント>
入れ歯は乾燥に弱く、ひび割れなどの原因になるので、
使用しない時は、必ずキレイな水や入れ歯洗浄剤を入れた容器に保管しましょう!