入れ歯が早期に必要な理由
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
いよいよ本年も終わりです。今年一年お世話になりました。
来年も皆さんにとって役立つ情報をお伝えできればと思っています。
さて毎日寒い日ですね!
これが後三ヶ月続くと思うと、少し気がめいりますが、東北の被災者の方のことを思うと、贅沢はいえません。
ガンバリマス。
先日患者さんからの相談で「歯を一本抜歯して、欠損のままですがどのような歯が入りますか?」
このような話でした。
その方は健康な50代の女性で、上の奥歯(第一大臼歯)が抜けてない状態ですが、前後の歯はきれいな手付かずの状態で、抜歯をされた歯科医院ではインプラントを勧められたそうです。
このケースは、健康保険では
1) ブリッジ
2) 入れ歯
保険外では
3) インプラント
4) MTコネクターや保険材料以外の快適義歯
一本の歯が抜けたままで放置するとどのような問題が起きるでしょうか?
長期間歯が欠損のままですと、抜けた歯の前後の歯が欠損方向へ倒れてきて、噛みあわせが傾いて、ずれてきます。
そうなる前に歯を入れる必要があります。
結局この方は、きれいな歯を削りたくないと言う希望もあり、保険の入れ歯を作製しました。
初めての経験ですが、食べるのには全く支障がないと言うご意見で、快適に使用されていました。
また初めて入れ歯を入れる方は入れ歯について抵抗があるようです。
入れ歯なんてイヤ! 年寄りくさい! 恥ずかしい!
果たしてそうでしょうか?
入れ歯は
栄養のある食事を健康のために取るための道具
若々しく審美性の良い口元を作る道具
きちんと分かりやすい言葉を伝えるための道具
そして私は患者さんの日常生活に欠かせない必要なモノとしての「入れ歯」を作りたいと考えています。