歯周病を防ぐには、食べ方が大切です。
皆さん、こんにちは!いかがお過ごしですか?
津谷歯科医院 院長の津谷 良です。
40歳を過ぎると口腔内で問題になってくるのが、歯周病ですね。
40代は長年の不完全なオーラルケアから病変が現れ始める年代で、
7~8割りの人に出血、口臭などの何らかの症状が見られます。
むし歯は歯に穴があき壊される病気ですが、
歯周病は歯を支えている歯槽骨や歯ぐきが崩壊していく病気です。
歯垢がブラッシングなどできちんと除去されないままでいると、
歯垢のなかで増殖した歯周病菌によって歯ぐきが腫れ、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットができ、
その歯周ポケットの中で歯周病菌が増殖し、歯槽骨や歯ぐきに炎症が広がり、
歯がグラグラと動いたり、膿がたまってやっと歯周病に気づくことになります。
厄介なのは、あまり痛みを伴わないで進行するために、
気づいた時には抜歯など手遅れとなることも歯周病の特徴です。
むし歯も歯周病も直接の原因は歯垢(プラーク)を溜めることです。
予防はこのプラークを取り除くことです。
口腔内を清潔にして、プラークの溜まりにくい状況を維持すれば、
歯周病の85%は治癒すると言われています。
また気になる口臭も大半はプラーク内の歯周病菌やむし歯菌が原因ですので、
口臭予防にもプラークコントロールは大切ですね。
プラークコントロールの基本はブラッシングです。
プラークは一日で形成され歯や歯ぐきに剥がれにくく付着するために、
毎食後に歯ブラシの毛先でていねいにかきとってしまわなければなりません。
歯肉炎ならしっかりブラッシングを続ければ2~3週間で改善してきます。
しかし自分で行うオーラルケアもあるていど限界があるために、
当医院では歯科衛生士による歯のフッ素クリーニングをお勧めしています。
患者さんへのアンケートによると95%以上の方が満足され、
「歯ぐきの腫れやむし歯になりにくくなった」
「定期的に続けることで、歯のツルツルが長持ちしたり、口臭がなくなった」
などの感想もいただいてます。
皆さんもオーラルケアを怠らず、いつまでも健康で白い歯でお過ごしください。