さりお2024年6月28日号チラシ解答
小学生の低学年で苦労するのが、数字の“桁”です。
百のくらいまではなんとかいけるのですが、千、万となると、急におかしくなります。
口では、「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん、せんまん・・・。」と
すらすら言えるのに、なぜか3桁たす3桁の筆算の答えが5桁や6桁にもなってしまったり、
1年生の場合は千以上の数字を書いてもらうと同じように5桁6桁となってしまったりするのです。
これは、桁が何なのか実感できていないのです。
けれど、ふしぎなことに子供たちは、
“円(えん)”をつけると、とたんにピーンと来ます。
お子さんにお金を触らせるのはと敬遠される方もありますが、
小銭をたくさん集めてお金の合計をカウントしたり、
買い物ごっこでお釣りのやり取りをしたりするだけでも、
“数字”を“量”として実感できるのです。
これをてらこやでは“量感”として大事にしています。
小さなお子さんほど、お金に興味を持ち、喜んで数えてくれます。
それだけでも“量感”が育つので、ぜひお家でやってみてください。
但し、お金を触った後は、手を洗うようにしてくださいね。