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音読の宿題、どうやっていますか?

増本真一

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音読の宿題、どうやっていますか?

小学校に入ると、毎日、「計算カード」と「音読」が宿題になります。
今日は、その「音読」についてお話ししたいと思います。

お子さんの音読を、お家の方は毎日どのように聞かれていますか?

もしかして、お子さんが読んでいる真正面から聞いていませんか。
これでは、お子さんが一字一句正しく読めているか、チェックできません。

低学年で国語が苦手とおっしゃるお子さんの多くは、文章を読むのが苦手です。
お子様はどうですか?

「すらすら読んでいるから、問題なさそうね。」
そう思っていらっしゃる方も、一度確認してください。

ちゃんと読めているようでも、小さなお子さんたちは、意外と次のようなことをしています。

・読み落とし(例)していました。 → しました。
・つけたし読み(例)食べました。→食べはじめました。
・飛ばし読み(例)大きなきれいな家の → 大きな家の

まだまだいろいろありますが、特に国語がわからないというお子さんにこの3つのことが多くみられます。できるだけ、読んでいる内容を一緒に見ながら、音読を聞くようにしてあげてください。そして、きちんと語尾まで正しく読む癖をつけましょう。

日本語は、語尾が「です」と「でした」だけでも大きく意味が違ってきます。
「食べた」と「食べ始めた」でも意味が変わります。

正しい読解につなげていくために、最初が肝心。
ちょっと大変かもしれませんが、お家の方が読んでいる内容を確認しながら、お子さんに音読をしてもらってください。
小さなお子さんほど最初に手をかけてください。

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増本真一
専門家

増本真一(塾講師)

算数パズル教室 てらこや

入試や社会で求められる、「思考力」「言語表現力」「問題解決力」を独自の学習プログラムで育成しています

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