木造住宅の内装下地ってこんなの!?@総社
こんにちは!!
賃貸物件もお任せ!
株式会社サンオリエントの磯崎です!!
ここ数ヶ月、おかげさまで数多くの引き合いやご用命を頂き、想像を超える忙しさに体がバキバキになり、いつもの指圧にいくと「今までで最高に凝ってますね~~~!?」と言われました(^_^;)
しかし、まだまだ頑張ります!!
さて、以前からちょくちょくレポートしている中庄にて建築中の自社所有の賃貸マンション「アーバンテラス川崎医大南」の鉄骨建方が本日始まりました!!
あいにくの雨だったのですが、「こんな雨なんかに負けてられないぜ!」とばかりに雨天決行スタートしました(^_^)v
電線だらけの上空に注意しながら、クレーン作業で建て方をしていきます!!
雨で足元が滑りやすくなっているので、普段より一層の注意が必要になります。
でも意外にこういう時は神経が張っているので事故は起こらないんですよね!?
木造の建て方は一つ一つの部材が小さく進み具合も軽やかですが、鉄骨の建て方はまたひと味違う物があります。
雨の中でも淡々と仕事を進めていく職人さん達、見事の一言です!!
この仕事をはじめてはや29年、こういった建て方は何度も見てきました。
がしかし、今になって見ていても、全く飽きません。
いつまでも見ていたい!!
やっぱりこの仕事が好きなんだな!!
下で荷を段取りする人、それを上で受け取り取り付けていく人、阿吽の呼吸でドンドン進んでいく作業。
いやあ~惚れ惚れします(^_^;)
どうです?
飽きましたか?
これを見て飽きない方は建築業界への就職をオススメします(^o^)
このいわゆる職人芸は一朝一夕では身につきません。
時間も掛かり、さらに体一貫命がけです!!
かつてとある政党が政権を取ったとき「コンクリートから人へ」というスローガンの元にあたかも建設業界が悪の根源の様な言われ方をした時期がありました。(たしかに悪い奴もいっぱいいますが(^_^;))
その時公共工事も減り、民間の建築投資意欲も下火になり、多くの業者が倒産したり廃業したりしました。
職人さんで転職した方も多くいます。
報われない時期が結構長かったのです!
が、ここに来て状況が変わり今や職人さん不足で大忙しです!!
これでいいのです。今までは職人さんの評価が低すぎた(>_<)
確かに無駄な公共事業は辞めた方が良いと思いますが、建築の工事現場こそまさに人の力の結集。
多くの人々の汗と涙の結晶なのです!!
今日この現場風景を見ていて一つの記事を思いだしたので紹介します。
~~~~~~~~~~ここから~~~~~~~~~~~~
公用でM高校へ出かけたある日のことです。
校長先生が、私たち数人を呼び止められて、
「時間がありましたら、お見せしたいものがありますので、
校長室までお越しください」と言われ、
校長室へ案内されました。
校長先生は、引き出しから書類を出し、
「実はある生徒の作文ですが・・・」
と、A少年の経歴を話しながら、作文を朗読されました。
「僕の父親の職業は、鳶職(とびしょく)である・・・」
という書き出しから始まり、
内容は、およそ次のようなことが書かれていました。
「父の休日は定まっていなかった。
雨の日以外は日曜日も祭日もなく、お定まりの作業服に、
汚れた古いオンボロ車を運転して仕事に出かける。
《中略》
小学校の頃、日曜日になると、近所の友達は決まって、
両親に連れられて、買い物や食事に楽しそうに出かけて行き、
僕は羨ましく思いながら、それを玄関先で見送ったものだ。
はしゃぎまわって出かける友達の後ろ姿をじっと見つめながら、
(みんな、立派なお父さんがいていいなぁ)と、
寂しくて涙がポロポロ流れたことも幾度となくあった。
中学になる頃には、自分の境遇について、もうすっかりあきらめていた。
たまの休みに、父は朝から焼酎を飲みながらテレビの前に座っていた。
母は、『掃除の邪魔だからどいてよ』と、掃除機で追っ払う。
『そんなに邪魔にするなよ』
父は逆らうでもなく、焼酎瓶を片手にウロウロしている。
『たまには子供と一緒に何かしたら~』と母は言うが、僕は、
『一人の方がいいよ』と言って、父を軽蔑のまなざしでにらみつけてしまう。
父も『お前は、俺とウマが合わないから、
遊んでなんかほしくないわな~』と言う。
『濡れ落ち葉という言葉は、貴方にピッタリね
・・・粗大ゴミとも言います!』
と愚痴る母に、
『なるほど、俺にそっくりか、ハハハ……
うまいことを言うな、ハハハ…』
と、父は受け流して怒ろうともせず、ゲラゲラ笑っている。
決まったようないつもの両親の会話だが、
僕も母と同じで、こんな不甲斐ない父親など、
いてもいなくても構わないと思ったりもした。
小学校の頃から、小遣いをくれるのも母だったし、
買い物も母が連れて行ってくれた。
PTAの会合も母だった。運動会も発表会も来てくれていたし、
父がただの一度でも学校を覗いたことなど、僕には記憶がない」
少年は父親に対し、このように尊敬とはほぼ遠い、
軽蔑に近い気持を抱いていました。
しかし、その見方はあることをきっかけに、劇的に変わります。
「ところがある日、僕は私用で名古屋へ出かけた。
ふと気づくと高層ビルの建築現場に、
”○○建設会社”と父の会社の文字が目に入った。
これが父の会社か。僕は足を止めて、しばらく眺めるともなく見ていて驚いた。
八階の最高層に近いあたりに、命綱を体に縛り、
懸命に働いている父親の姿を発見したのである。
僕は金縛りにあったように、その場に立ちすくんでしまった。
(あの飲み助の親父が、あんな危険なところで仕事をしている。
一つ違えば、下は地獄だ。女房や子供に、粗大ゴミとか、
濡れ落ち葉と馬鹿にされながらも、怒鳴りもせず、反発もせず、
ヘラヘラ笑って返す、あの父親が……)
僕は絶句して、言葉どころか、体が震えてきた。
八階で働いている米粒ほどにしか見えない父親の姿が、
仁王さんのような巨像に見えてきた」
校長先生は、少し涙声で読み続けました。
「僕はなんという不潔な心で自分の父を見ていたのか。
母は父の仕事振りを見たことがあるだろうか。
一度でも見ていれば、濡れ落ち葉なんて言えるはずはない。
僕は涙が不覚にも、ポロポロと頬を伝った。
体を張って、命をかけて、僕らを育ててくれている。
何一つ文句らしき事も言わず、たった一杯の焼酎を楽しみに、
黙々と働く父の姿の偉大さ。
それにしても、小言しか言えない母の
小さな心の薄っぺらさが情けなくなってきた。
どこの誰よりも男らしい父を、僕は今、この目ではっきりと確認し、
たくましい父のこの姿を脳裏に刻んでおこう。
そして、素晴らしい父を尊敬し、その子供であったことを誇りに思う」
そして、彼は最後にこう書き結んでいる。
「一生懸命勉強して、一流の学校に入学し、
一流の企業に就職して、日曜祭日には女房子供を連れて、
一流レストランで食事をするのが夢だったが、
今日限り、こんな夢は捨てる。
これからは、親父のように、汗と油と泥にまみれて、
自分の腕で、自分の体でぶつかって行ける、
そして黙して語らぬ親父の生き様こそ、本当の男の生き方であり、
僕も親父の跡を継ぐんだ」と。
読み終わった校長は、
「この学校に、こんな素晴らしい生徒がいたことをとても嬉しく思います。
こういう考え方を自分で判断することが教育の根本だと思います。
そして、子の親として、つくづく考えさせられました」
としみじみ言いました。
差し出されたお茶は、とっくに冷えていましたが、
とっても温かく美味しかったです。
参考本:心に残るとっておきの話(潮文社編集部)
~~~~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~~~~~~
今現場で雨に濡れながら仕事をしてくれている職人さん達もこの記事に出てくるお父さんと同じで、家では口べたでうまく自分の凄さを伝えられていないのかもしれません。
しかし、神業の域に達する職人芸を持った職人さんなのです!!
今日は雨が降って鬱陶しかったけど、久しぶりに現場の躍動感で自分の仕事の楽しさを再認識できた日でした!
当社にはビル建築から木造戸建てまで幅広いジャンルに渡る優秀な職人さんや協力会社が30社以上いて、二人三脚で頑張ってくれています!!
是非何か「困ったなあ~」と言うことがあればご相談ください。
きっとお力になれると思います!!
それでは長文にお付き合いいただきありがとうございました!!
磯崎
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