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遊休不動産の活用

2013年1月14日 公開 / 2021年1月4日更新

テーマ:負債を資産に

コラムカテゴリ:住宅・建物

先日、日経新聞の記事で「はは~ん」と思わせるモノを見つけました。
その名も『まちなか植物工場』

鳥取市において、商店街の空き店舗を活用した室内での野菜栽培で、LEDを活用した計画だそうです。
何処の街にもシャッター通りとなった空き店舗は存在する様で、その有効活用が叫ばれて幾久しく・・・。
なかなか良い決定打が無いまま試行錯誤がなされているのが現状だと思いますが、問題になっているのは商店街の集客力ではないでしょうか?

その上で今回の発案が面白いなと思ったのは、活用の目的が「雇用を産み出す事」だったから。
「野菜は畑で作るべし!」とか「LEDじゃなく太陽の光で作物を作ろう!」と言った理念の問題はさておき、「廻りに人が間違いなく住んでいながら活用していない商店街の遊休不動産を使ってまず雇用を!」と考えた方が問題解決により近付ける様な気がします。

まちなか植物工場の記事

さらに産業の6次化(1x2x3=6 1次産業の農業x2次産業x3次産業を上手く融合させる事)をしていく上でもひとつのきっかけになるような気がします。
http://www.okayama-6jisangyo.jp/
昔からある商店街ってなかなか外出が難しい高齢者の方や買い物難民になってしまいそうな方も結構いらっしゃるのではないかなと思い、そういう方々に最短コースで食材を提供出来るとなれば充分winwinの関係が成立するビジネスになっていくんじゃないかなと思います。

もちろんこういうビジネス展開の中で、建物のリノベーションが必要になってきた時に我々が何らかのお手伝いが出来れば最高なので、今後こういう情報も積極的に集めていきたいと思います!!






この記事を書いたプロ

磯﨑慎一

コンクリート住宅の事ならおまかせ!RC住宅のプロ

磯﨑慎一(株式会社サンオリエント)

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