塗装工事の流れとは③(中塗り~完成)
住まいの塗り替え専門店、㈲御南塗装工業です。
お家が築10年近くなってくると、塗り替えを勧められたりしますが、そもそも、塗替えって何で必要なの??と思われることはないですか?見た目を綺麗にするため??別にやらなくても大丈夫なのでは??
もちろん、見た目を綺麗にする、外壁や屋根の色を変えてイメージチェンジ!そういった役目もありますが、他にも理由があるのですよ。今回はそれをご紹介しますね。
塗装の効果
塗装には見た目を美しくするという役目の他に、外壁や屋根を保護するという重要な役目があります。
塗装されていないと、外壁や屋根が水分を吸い込み、雨漏りの原因になり、また建物内部を腐らせる原因にもなるのです。コンクリートに水を垂らすと、どんどん吸い込みますよね。そのような状態が家の外壁や屋根にも起こるということです。塗装が劣化すると、塗料がはがれてきたり、ひび割れが起こったりといった現象が起こります。そういったところから雨水などが侵入し、建物内部を侵食する原因となるのです。
最近は、機能的な塗料も増えていて、塗ることによって遮熱効果を持たせたり、雨と一緒に汚れを流し落としてくれる効果のある塗料もあります。また、弾力塗料といったものは、ゴムのように伸び、建物伸縮に追従し、ひび割れしにくいといった効果を持っています。
塗装の前には、ひび割れ補修など、下地処理も大事なプロセスになります。
補修をしっかりし、適切な下地処理をしたうえで、塗装を行う。こういったことをして建物を保護し、より綺麗に長持ちさせることが出来るのです。
特に屋根は傷みやすいので、早め早めに塗替えを行っていると、結果的に屋根を葺き替えるより費用を抑えられ、長持ちさせることができるのです。長い目で見ると、大規模リフォームを行うよりも、早め早めにメンテナンスすることで、経済的にも優しく、大事なお住まいを長持ちさせることができるということですね。
それでは、いつごろ塗替えたらいいのか?塗替えを考える目安となるサインを次回はお教えします。