はじめてのIELTS(3)
みなさん、こんにちは。井上直美です。
先週、IELTSの試験を受験してきました。
岡山大学の会場には、30~40名の受験者がいました。
最近では、IELTSの知名度が上がってきて、
実際に受験したことがなくても
名前を聞いたことがある、という方が増えてきました。
これからIELTSを受験される方へのアドバイスは、
まずは、基礎の文法力をつけることです。
海外へ短期で留学されて、
ある程度日常会話ができる方ですと、
IELTSでは3.0~5.0くらいのスコアが取得できるかと思います。
ところが、5.0より上にスコアを上げていくためには、
基礎となる文法力は欠かせません。
ここからは、本当にアカデミックな英語力が試されます。
英語の文法といえば、
日々高校生に英語指導をしていますが、
「自分の英語力に足りないもの」を聞くと、
ほとんどの生徒が、「文法とボキャブラリ」と答えます。
そして、できればやりたくないのも、
「文法とボキャブラリ」なのです!
また、大人の方で、英語の勉強に通学されていらっしゃる方も、
ほとんどの方が、「文法は嫌いだった!」と言われます。
いったいなぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
それは、学校では、文法を難しい言葉で教えているからです。
みなさん、思い出してみてください。
「従属節」だの「副詞的用法」だの???というものが
たくさん出てきますよね。
実は、そのような難しい言葉は、はっきり言って、
どうでもいいんです!つまり、覚えなくてもいいです。
大切なのは、英語という言語の
「文の仕組みを理解すること」です。
英語の文を理解することが重要なのです。
そのために、日本語とは違う文の構造を知る必要があるのです。
もしIELTSのスコアが伸び悩みだと思われたら、
まずは、高校レベルの文法を復習するのが、
実は、回り道のようで近道になります。