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【2学期】中学生に「学校に行きたくない」と言われたら|日田市の親が最初にすべきこと

杉山健司

杉山健司

テーマ:不登校

夏休み明けの朝、布団から出てこないお子様を前に立ち尽くしているあなたへ

長い夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まる朝。 いつもなら起きてくる時間になっても、お子様が布団から出てきません。 声をかけると、掛け布団の中から「お腹が痛い」「頭が痛い」という小さな声が返ってきます。

体温を測っても、熱はありません。 昨日の夜はあんなに元気にスマートフォンを見ていたのに。 心の中で「仮病じゃないの?」という疑いがよぎって、そんなことを思ってしまった自分に、また落ち込む。 そんな朝を過ごしていらっしゃいませんか。

「今日だけは行きなさい」と少し強く言ってしまう。 泣きながら制服に着替える姿を見て、玄関で見送りながら胸が締めつけられる。 あるいは、結局その日は休ませて、リビングで元気にゲームをしている姿を見て、どうしていいか分からなくなる。 夜になると「私の育て方が間違っていたのだろうか」「このまま学校に行けなくなったら、この子の将来はどうなるのだろう」という不安で、眠れなくなってしまう。

まず、お伝えしたいことがあります。 これは、あなたのせいではありません。 そしてお子様の甘えでも、怠けでもありません。 毎日、本当によく頑張っていらっしゃいますよ。

インターネットで検索すると、「まずは休ませましょう」というアドバイスがたくさん出てきます。 これは正しいのですが、これだけでは保護者様の不安は消えません。 なぜなら、本当に知りたいのは「休ませた後、勉強と内申点と高校進学はどうなるのか」という部分だからです。 今回は、そこまで踏み込んでお話ししますね。 大分県の高校入試の仕組みと、日田市で実際に使える相談窓口まで、具体的にお伝えします。

結論!「休ませる」と同時に、親が静かに動かすべき3つのこと

結論から申し上げます。 お子様が「学校に行きたくない」と口に出した時点で、まずは休ませてあげてください。 そのうえで、保護者様は本人に見えないところで、次の3つを並行して動かしてください。

体の病気を疑って、医療につなげること。 朝起きられない状態は、気持ちの問題ではなく自律神経の病気であることが非常に多いのです。

学校以外の「出席」の受け皿を確保しておくこと。 日田市には、通うと在籍校の出席として扱われる公的な教室があります。

内申点と進路の見通しを、冷静に把握しておくこと。 大分県の入試制度は、知っているのと知らないのとで、その後の動き方がまったく変わります。

多くのご家庭が「行かせるか、休ませるか」という一点だけで悩み、消耗してしまいます。 しかし本当に大切なのは、休ませている間に、次の選択肢を静かに準備しておくことなのです。 この3つを進めておけば、お子様が回復してきたときに、無理なく戻れる道が何本も用意されている状態になりますよ。

まず知っておいてほしい数字。それは「特別なこと」ではありません

保護者様が最も苦しむのは、「うちの子だけがこうなってしまった」という孤立感です。 ですから、まず現在の全国の状況を数字で見ておきましょう。

文部科学省が2024年10月に公表した「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、全国の小中学校における不登校の児童生徒数は34万6,482人でした。 前年度から4万7,434人、率にして15.9%の増加です。 増加は11年連続で、調査開始以来の最多を更新し続けています。

特に中学校では、全生徒の6.8%が不登校に該当します。 これは、1クラスに2人前後という計算になります。 決して珍しい状態ではないのです。

文部科学省はこの増加の背景として、「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」の趣旨が浸透し、学校を休むことに対する保護者の意識が変化したことを挙げています。 つまり、無理をしてでも行かせるという考え方から、まず子どもの心身の休養を優先するという考え方へ、社会全体が移ってきたということです。 数字が増えたことは、必ずしも悪いことばかりではないのですね

「理由を聞いても答えない」のは、本人にも分からないからです

保護者様がやってしまいがちなのが、原因探しです。 「いじめられているの?」「先生に何か言われたの?」と問い詰めてしまう。 しかし、多くの場合、お子様は口をつぐんでしまいます。

同じ文部科学省の調査で、不登校の児童生徒から教職員に寄せられた相談内容を集計した結果があります。 中学生で最も多かったのは「学校生活に対してやる気が出ない」で32.2%。 次いで「不安・抑うつ」が23.1%、「生活リズムの不調」が23.0%と続きます。 いじめや友人関係、学業不振といった具体的な出来事よりも、漠然とした無気力感や心身の不調が上位を占めているのです。

思春期の中学生は、自分の内側で起きていることを言葉にする力が、まだ十分に育っていません。 複雑なストレスも、体の不調も、人間関係の摩擦も、すべて「なんとなく行きたくない」という一言でしか表現できないことが多いのです。 明確な原因が見当たらなくても不登校は起こります。 犯人探しをやめることが、最初の一歩になりますよ。

【徹底比較】2学期の登校しぶりへの対応:失敗する親と成功する親の分かれ道

同じように「学校に行きたくない」と言われても、その後の展開はご家庭によって大きく分かれます。 多くのご家庭が陥りがちな失敗パターンと、回復につながる成功パターンの違いを整理してみましょう。 ご自身の対応を思い浮かべながら、優しくチェックしてみてくださいね。

最初の朝の対応(言われた瞬間にどうするか)

失敗する親の対応: 「今日だけは行きなさい」「みんな頑張っているのよ」と、その場で登校を促す。 泣いても無理やり車で送っていく。

成功する親の対応: その日は休ませると即断し、「今日は休もうか」と先に親から言ってあげる。 布団の中で安心させることを最優先にする。

体調不良の受け止め方(お腹が痛い・頭が痛いと言われたとき)

失敗する親の対応: 熱がないことを確認して「仮病でしょう」と決めつける。 午後に元気になっている姿を見て「やっぱりサボりだ」と叱る。

成功する親の対応: 午前に不調で午後に回復するパターンが続く場合、起立性調節障害という身体の病気を疑い、小児科の受診を検討する。

理由の聞き方(原因を知ろうとするとき)

失敗する親の対応: 「何があったの?」「誰かに何か言われたの?」と繰り返し問い詰める。 答えないことに苛立ち、「言わないと分からないでしょう」と責める。

成功する親の対応: 理由は本人にも分からないという前提に立ち、聞き出すことをやめる。 「話したくなったら聞かせてね」とだけ伝えて待つ。

勉強の遅れへの向き合い方(家にいる時間をどう考えるか)

失敗する親の対応: 「せめて勉強だけはしなさい」と、学校と同じ進度の課題を家でやらせようとする。 できないことでさらに自信を失わせる。

成功する親の対応: 回復するまで学習は完全に止める。 動けるようになってから、確実に解ける学年まで戻って再開する。

外部への相談(誰に頼るか)

失敗する親の対応: 「家庭の問題だから」と抱え込み、学校にも誰にも相談しない。 保護者自身が孤立して消耗していく。

成功する親の対応: 早い段階で担任、スクールカウンセラー、日田市教育センターなど複数の窓口に同時に相談する。

進路への考え方(将来をどう見るか)

失敗する親の対応: 「このままでは高校に行けない」という不安を、そのまま本人にぶつけてしまう。

成功する親の対応: 中学校は欠席が多くても卒業できること、大分県には多様な進路があることを親が先に理解し、家庭の空気を落ち着かせる。

いかがでしょうか。 成功しているご家庭に共通しているのは、目の前の「今日行くか行かないか」から視線を外し、少し先の受け皿を静かに準備している点です。 焦りを子どもに伝染させないことが、回復の最短ルートになりますよ。

朝起きられないのは「起立性調節障害」かもしれません

ここで、多くの保護者様が誤解したまま子どもを叱ってしまっている、ひとつの病気についてお伝えします。 起立性調節障害という自律神経の病気です。

人が立ち上がると、重力によって血液が下半身に移動します。 通常は自律神経が瞬時に働いて血管を収縮させ、脳への血流を保ちます。 ところが起立性調節障害では、この調整がうまくいかず、脳が血流不足になってしまうのです。

日本小児心身医学会のガイドラインなどに基づく医療機関の解説によれば、軽症例を含めると中学生のおよそ10%がこの病気に該当するとされています。 中学生の10人に1人という計算です。 さらに、不登校状態にある児童生徒のうち3割から4割に、この起立性調節障害が併存しているとも報告されています。 発症しやすいのは10歳から16歳、つまり思春期の時期で、男子よりも女子にやや多い傾向があります。

主な症状は、立ち上がったときの頭痛やめまい、立ちくらみ、そして全身の強い倦怠感です。

午後に元気になるのは、サボりではありません

この病気の最大の特徴は、症状に日内変動があることです。 午前中に症状が最も強く出て、午後から夕方にかけて回復していきます。

だからこそ、周囲の大人から誤解されやすいのです。 朝は起きられずに学校を休んだのに、夕方には元気にゲームをしている。 その姿を見れば、誰でも「本当は行けるのに怠けているのでは」と思ってしまいます。 「夜更かししているから朝起きられないんでしょう」と叱ってしまったご経験がある方も、いらっしゃるかもしれません。

しかしこれは、お子様の気持ちの弱さでも、保護者様の育て方の問題でもありません。 身体の病気なのです。 受診先としては、まず小児科、あるいはより専門的に対応できる小児心身医学の診療科が推奨されています。

日常生活に支障が出ない軽症であれば、適切な治療と生活の調整で2か月から3か月ほどで改善に向かうこともあります。 一方、学校を長期間欠席するほど重症化した場合は、回復までに2年から3年を要することも珍しくありません。 だからこそ、早い段階で医療につなげることが大切なのですね。

日田市で相談できる場所と、学校以外の「出席」

「休ませていいのは分かった。でも、家にずっといるだけで大丈夫なのだろうか」 そう思われるのは当然です。 日田市には、学校以外に頼れる場所がきちんと用意されています。

日田市教育センター

日田市教育委員会が設置している、教育に関する相談の窓口です。 教育相談員が、電話、面談、そして必要に応じて家庭訪問という形で相談に応じています。

所在地は、大分県日田市田島2丁目6番1号、日田市役所別館の1階です。 電話番号は0973-22-1000で、直接かけることができます。 受付時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後6時までで、土日祝日はお休みです。

学校に相談しにくいと感じる場合でも、ここに直接電話をかけることができます。 「まだ相談するほどではないかもしれない」という段階でも構いません。 むしろ、その段階で電話をしていただくことに大きな意味があります。

適応指導教室「やまびこ学級」

日田市には、学校に行きたい気持ちはあるけれど教室に入るのが難しい、という子どもたちのための適応指導教室「やまびこ学級」があります。

ここで非常に重要なのは、こうした公的な教育支援センターへの通所が、在籍している中学校の「出席」として扱われる仕組みが確立されているという点です。 教室という空間に強い抵抗を感じているお子様にとって、ここが学習と他者との関わりを再開する拠点になります。

また、やまびこ学級に通うことも難しい段階の子どもに対しては、支援員が家庭を訪問して学習支援や相談活動を行う体制も取られています。 家から一歩も出られない状態であっても、支援は届くようになっているのです。

なお日田市教育委員会は、令和8年4月に「日田市不登校対策アクションプラン」を策定しています。 市として不登校支援に組織的に取り組む方針が示されていますので、遠慮なく相談していただいて大丈夫ですよ。

学校のスクールカウンセラー

在籍している中学校にもスクールカウンセラーが配置されています。 心理の専門家として、お子様本人の心のケアにあたります。

あわせて知っておきたいのが、スクールソーシャルワーカーという専門職の存在です。 スクールカウンセラーが本人の内面に働きかけるのに対し、スクールソーシャルワーカーは家庭環境の調整や医療・福祉機関との連携など、子どもを取り巻く環境そのものに働きかけます。 「どちらに相談すればいいのか分からない」という場合は、まず担任の先生に「専門の方につないでほしい」と伝えてみてください。

一番大切なのは、保護者様が一人で抱え込まないことです。 相談先は一つに絞る必要はありません。 学校にも、市の教育センターにも、医療機関にも、同時に相談して構いませんよ。

中学校は、欠席が多くても卒業できます

保護者様の不安の中でも特に大きいのが、「このまま休み続けたら卒業できないのではないか」というものです。

結論から申し上げると、日本の公立中学校において、不登校を理由に卒業が認められなかったり、留年になったりするケースは、実際にはほとんどありません。 各学年の課程の修了や卒業を認めるにあたっては、校長が生徒の平素の成績を評価して定めることとされており、出席日数だけで機械的に判断されるものではないためです。 中学校3年間を通じて出席日数が極端に少なかった場合でも、卒業が認められるのが全国的な運用の実態です。

ですから、「学校を休んだら卒業できなくなる」という誤った情報でお子様にプレッシャーをかける必要は、まったくありません。 まずは安心してください。

大分県の高校入試で、欠席日数はどう扱われるのか

次に、多くの保護者様が最も気にされている高校入試の話です。

大分県の公立高校入学者選抜では、中学校長から高校へ提出される「調査書」に出欠の記録が記載されます。 ここで知っておいていただきたいのは、調査書には欠席日数の数字だけでなく、その背景や理由を記入できる欄が設けられているという点です。 各学年で欠席日数が一定数を超えた場合には、その理由を詳しく記載することができる仕組みになっています。

つまり、「起立性調節障害の治療のため長期の休養を要した」「現在は回復傾向にあり、別室登校を継続している」といった具体的な事情を、高校側に伝えることができるのです。 欠席が多いという数字だけで、機械的に不合格になるわけではありません。

そのためにも、担任の先生や進路指導の先生と早い段階から連携し、お子様の状況が調査書に正しく反映されるよう準備を進めておくことが大切です。 ここは保護者様が動くべきところですね。

評定が「1」や斜線になるのを防ぐために

一方で、現実的な課題もあります。 定期テストを受けられず、実技教科の授業にも参加できない期間が続くと、各教科の評定をつけること自体が難しくなります。

これを補う方法はあります。 家庭で取り組んだ課題やレポートを提出する、放課後に登校して個別にテストを受ける、やまびこ学級での学習状況を評価してもらう、といった代替の方法です。 現在の状態でどのような評価が可能かを、中学校側に具体的に相談してみてください。 「今できることは何かありますか」と尋ねるだけで、道が開けることがあります。

大分県には、朝がつらい子のための高校があります

「全日制の高校に行けなければ、この子の人生は終わってしまう」 そんなふうに思い詰めていらっしゃいませんか。 大分県には、毎朝同じ時間に登校する全日制とは別の形の公立高校が、きちんと用意されています。

大分県立爽風館高等学校の通信制課程は、完全単位制を採用しています。 自学自習を基本として、自分のペースで高校卒業を目指すことができます。 部活動も活発に行われており、通信制・定時制の合同チームが競技で優勝するといった実績もあります。

同じ爽風館高等学校の定時制課程は、三部制という仕組みを取っています。 午前のⅠ部、午後のⅡ部、夜間のⅢ部という3つの時間帯から登校時間を選ぶことができ、自分で時間割を作りながら学んでいきます。

ここに、大きな意味があります。 起立性調節障害で朝起きることが難しいお子様にとって、午後から登校できる定時制は、身体のリズムに合った現実的な選択肢になるのです。 「朝起きられないから高校に行けない」のではなく、「朝から始まらない高校を選べばよい」という発想の転換ができます。

通信制の高校で勉強しながら、毎週土曜日に杉山塾に来て数学の補強勉強をした生徒がいます。その生徒は、今希望の看護学校で看護師を目指して、楽しく勉強していると保護者から聞きました。中学時代不登校だった子が、一番コミュニケーションを必要とする看護師という職業を目指しているのです。人の潜在能力というものは、計り知れないものです。

また、日田市内や近隣にも定時制の課程を持つ高校があります。 これらは全日制に行けなかった生徒の妥協案ではありません。 自分の状態に合わせて主体的に学ぶための、積極的な選択肢として捉えてください。

勉強の遅れは、戻れば必ず取り戻せます

最後に、学習面についてお伝えします。

休んでいる間、勉強のことは一度完全に忘れてください。 心と体のエネルギーが空っぽの状態で机に向かわせても、何も入りません。 それどころか、「やってもできない」という失敗体験を重ねて、自信をさらに削ってしまいます。

動けるようになってきたら、そこから再開します。 このとき絶対にやってはいけないのが、今のクラスの進度に無理やり追いつかせようとすることです。

数学と英語は、前の学年の内容が次の学年の土台になっている積み上げ型の教科です。 中学2年生の連立方程式を理解するには、中学1年生の文字式と一次方程式が身についている必要があります。 英語の関係代名詞を理解するには、be動詞と一般動詞の区別が無意識にできる状態になっていなければなりません。

ですから、休んでいた期間の分だけではなく、「確実に自力で解ける地点」まで戻ってから再開します。 場合によっては小学校の分数や割合まで戻ることもあります。 遠回りに見えますが、これが最も速い道なのです。

そして戻ることには、学力以上の意味があります。 解ける問題に取り組むことで、「自分にもできた」という成功体験が生まれます。 学校に行けなくなった子どもが失っているのは、学力よりも先に、この「自分はできる」という感覚のほうなのです。 それを取り戻すことが、次の一歩を踏み出す力になりますよ。

よくある質問

Q. 学校を休ませると、そのまま行けなくなるのではないかと不安です

文部科学省の実態調査では、一度欠席が長期化して固定化してしまうと、そこからの回復が難しくなることが指摘されています。 ただしこれは「休ませるな」という意味ではありません。 休み始めた時期から欠席が固定化するまでの期間に、適切な対応を取ることが重要だという意味です。 一日休ませることを恐れるより、その一日のうちに医療機関や日田市教育センターに相談を始めることのほうが、はるかに大切なのですよ。

Q. 本人が「学校の話をしないで」と言います。どう接すればよいですか

そのまま尊重してあげてください。 学校の話題を出さないことは、放置ではありません。 家庭を安心して休める場所に保つという、積極的な対応です。 食事を用意して、いつも通りに接して、笑顔で迎える。 それだけで十分に役割を果たしていらっしゃいます。 進路や学習の話は、保護者様が水面下で準備しておいて、本人が動けるようになってから出せばよいのです。

Q. 父親と母親で意見が食い違います

これは非常によくあるご相談です。 一方が「甘やかすな」と言い、もう一方が「無理をさせたくない」と言う。 その対立が家庭の空気を張り詰めさせ、お子様をさらに追い込んでしまいます。 こういうときこそ、第三者を入れてください。 日田市教育センターの教育相談員やスクールカウンセラーに、ご夫婦で一緒に相談に行くのが有効です。 専門家の言葉を一緒に聞くことで、二人の認識が自然にそろっていきます。

Q. 塾も休ませたほうがよいですか

学校に行けない状態のときに、集団の場である塾だけ通えるということはあまりありません。 ただ、個別指導であれば、学校よりも先に塾に通えるようになるお子様がいらっしゃるのも事実です。 人数が少なく、決まった先生と一対一で、自分のペースで進められるためです。 「学校には行けないけれど、ここには来られる」という場所が一つでもあることが、社会とのつながりを保ちます。 無理に通わせる必要はありませんが、選択肢として持っておいてください。

まとめ:休ませることは、次の一歩の準備期間です

夏休み明けに「学校に行きたくない」と言われたとき、まずやるべきことは休ませることです。 これはインターネットのどの記事にも書かれています。

ただ、そこで止まってしまうと、保護者様の不安は消えません。 大切なのは、休ませている間に、保護者様が静かに動くことです。

朝起きられない状態が続くなら、気持ちの問題と決めつけずに医療機関へ。 中学生の10人に1人が該当すると言われる起立性調節障害の可能性があります。 学校以外の居場所として、日田市教育センターとやまびこ学級を早めに押さえておく。 そして中学校は欠席が多くても卒業できること、大分県の調査書には欠席の理由を書く欄があること、朝から始まらない高校という選択肢があることを、保護者様が先に知っておく。

この準備が整っていると、家庭の空気が変わります。 保護者様の焦りが消えると、それはそのままお子様に伝わります。 子どもは大人が思っている以上に、親の表情と声のトーンを読んでいるのですよ。

そして、心と体が回復してきたら、勉強を再開します。 そのとき絶対に必要なのが、確実に解ける地点まで戻る勇気です。 遅れた分を焦って詰め込もうとすると、必ずまた折れてしまいます。 一つ解けた、また一つ解けた。 その小さな積み重ねだけが、失われた自信を取り戻す方法なのです。

とはいえ、どこまで戻ればいいのか、家庭で判断するのは簡単ではありません。 そして反抗期を迎えたお子様に、保護者様が直接勉強を教えようとすると、ほぼ必ずぶつかります。 「勉強しなさい」と言い合って家の中が緊張してしまうのは、回復期のお子様にとって最も避けたい状況です。

家庭は、安心して休める世界で一番温かい場所であってください。 つまずきの根本を見つけて、どこまで戻るかを判断する泥臭い作業は、勉強のプロにお任せください。 この家庭と塾の役割分担が整ったとき、子どもたちは驚くほどの回復力を見せてくれます。

「うちの子、どこまで戻れば追いつけるのだろうか」 「家での勉強バトルを終わりにして、親子の会話を取り戻したい」

もし少しでも不安を感じていらっしゃるなら、どうか一人で抱え込まずに、お気軽に杉山学習塾の無料個別相談へお越しくださいね。 杉山塾長が、お子様の状態とつまずきの根本原因を、プロの目で優しく見極めます。 学校に行けなくなったお子様を、これまで何人も見てきました。 お子様が「分かった!自分にもできた!」とパッと明るい笑顔になる未来への最初の切符を、心を込めてご用意しております。

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杉山健司(学習塾講師)

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生徒一人一人の個性にあわせて『勉強の処方箋』を用意する、きめ細かな個別指導を行っています。的確な指導で勉強の楽しさを知り、学習意欲が備わった生徒はどんな勉強をしたいかを自発的に考え、急速に成長します。

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