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杉山健司プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

日田高校希望者は数学の強化が必要

杉山健司

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テーマ:高校入試

大分県公立高校の入試では、数学が難しいです。ここで難しいという意味は、点数が取りにくいということです。他県に比べると、数学の難易度が高いように感じます。中3生が受験する実力テストにおいても、数学の点数が低い傾向にあります。

難しいとはいえ、上位生には解ける問題です。中位以下の生徒にとっては特別難しく感じるでしょう。

こういうことを踏まえて考えると、進学高を希望する生徒は、数学のできが勝負の分かれ目になります。だから、日田高校受験生は、数学の点数を1点でも上げるように数学の得点力を強化することが必要です。

この時期からは中3生は過去問に取り組むでしょう。過去問をやってみるとわかりますが、大問1は、プレゼント問題です。基礎的な計算問題なので、短時間で楽勝で解けなければなりません。進学高受験者がここでもたついていては話になりませんから。

得点力を上げるのは大問2以降です。大分県公立高校入試の数学でよく出題されるのは、連立方程式、一次関数と2乗に比例する関数の融合問題です。このあたりの小問の得点力を上げることがポイントになります。ここでも、一番基礎的な問いである小問1が楽勝でなければ話になりません。小問2以降は応用問題になり、難しくなります。難しいといっても、日田高に行きたい生徒は、これぐらいの問題を解けないと、高校に入った後ついていけません。

図形問題も必ず出ます。図形は中2で習う内容が多いです。平行と合同、二等辺三角形、直角三角形、平行四辺形の単元について、教科書の基本事項は完璧に覚えていますか。中1で習った立体図形の体積と表面積もよく出ます。教科書をやり足りていない生徒が多いように思われます。今月中にそのあたりを仕上げておくとよいですね。

日田高校に行きたい中学3年生は、これまで受けた実力テストをよく復習して、数学の得点力の強化に取り組んでください。

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杉山健司
専門家

杉山健司(学習塾講師)

杉山学習塾

生徒一人一人の個性にあわせて『勉強の処方箋』を用意する、きめ細かな個別指導を行っています。的確な指導で勉強の楽しさを知り、学習意欲が備わった生徒はどんな勉強をしたいかを自発的に考え、急速に成長します。

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