プロ養成/基礎クラス第24期♪ しっかり勉強中です。
2018年、平成最後の師走に突入しました!
急に寒さが押し寄せて、身構えしていると、夏のような陽気!
なかなか身体に堪えます!
皆さんはお元気ですか?
久々のコラムですが、基礎クラス第34期は表現技術から実践練習へ!
いよいよラストスパートです。
基礎滑舌もテキストの例題から、「外郎売り」に入りました。
音やでは、実際の「ういろう」を口に含んでもらいながら
この歌舞伎18番のひとつを説明します。
「お菓子じゃないんですね?」
「初めて見ました!食べました!」
と言う人がほとんど。
それほど、実物の「ういろう」は貴重なものなんです。
小田原に行かなければ買えません。
でもこの貴重な「ういろう」、本当に効くんですよ。
私も、のどの調子がどうしても悪い場合に服用します。
お守り代わりにお財布に忍ばせているプロもいるくらいです。
さて、滑舌例題としての「外郎売り」は
基礎鍛錬はもちろん、抑揚、緩急、間、テンポ、リズム、表現と
全てを磨くことができる題材です。
また教える先生によって、全く違う素材になる面白いものです。
音やでは、聞き手を引き付ける表現をつけた「外郎売り」を
目指しています。
歌舞伎の要素も少し入れて!
ゆっくり、たっぷり、お腹からの声で。
皆さんも、口先だけの声や小さな声はやめてくださいね。
意味がありません。
滑舌は、筋トレです。筋肉をしっかり動かしてやることに意味があります。
さあ、34期のふたり、頑張っていきますよ!!