入れ歯で満足に噛めない方必読! 自由診療歴20年の歯科医が教える【噛める入れ歯の条件】とは?
先天的に歯根が短く、前歯がグラグラし、いつか抜けてしまうのでは、と不安を抱えながら生活してきた安部なおみさん(41=由布市)。いくつもの歯医者に行っては、相談してきたが、な遠くのいく治療法を提示してくれるところは1軒もなかった。「歯が抜けたら、差し歯ですね」と言われるものの、抜ける前に今の歯を何とか残したい。
そんな時に知人から紹介されたのが城崎町のNOAH DENTAL OFFICEの諫山正典院長だ。同院では、初回約1時間あまりかけて、諫山院長が「自分の不安や疑問を洗いざらい聞いてくれた。なるべく歯を抜きたくない、ということも訴えたわ」。その後、診査を経て結果を聞きに行くと、諫山院長は、抜歯をするが、自然な被せものをして連結固定することを提案。そのほか、こうしたらこうなるだろうという経過予測まで含めて、いくつかの選択肢と金額を提示した。
安部さんは自分の歯の模型を使って説明を受けたことで、納得の上、ここでの治療を決断。1年あまりに及ぶ通院が始まった。「日に日に口の中がきれいになっていくのを感じて、そのうちワクワクしながら通うようになったわ」。
安部さんは、主婦のかたわら、パン作りや、オーガニック食材について勉強したりと、何事も気になったら調べないと気が済まない、好奇心旺盛な女性。そんな彼女は、治療に後悔が残らないよう徹底的に話し合って決断させてくれる諫山院長に、歯科医としての「信念を感じた」。グラグラしていた前歯も改善し、今では、おいしいものをしっかり噛んで味わえるようになった。自費診療で高額ではあるが、納得ができるお金の使い方ができたという。
「医者は患者の不安をすべて解消すべき」とは言わないが、大切なのは信頼関係の構築であろう。現行の保険制度化では、患者の言葉に耳を傾ける時間がおざなりになりがちだが、同院は、患者との話し合いを大事にする稀有な歯科医院だとも言える。医者との話し合いを経て、納得いく治療を受けられたという患者が、増えていけば、と思う。
(記・佐藤)