宅建試験勉強の方法とは?記憶は必要?変化に対応するには?

松井達治

松井達治

テーマ:宅建・勉強法・記憶法対策

昨日は宅建試験でしたね?


昨日は宅地建物取引士の試験でした。大分県でも1300人以上の方が受講したようです。
法律系の勉強の登竜門としても、試験を受ける方も多いようです。英語系や保険系、危険物などをのけると年1回の試験では一番受験生が多いのではないでしょうか?
合格率は15%くらいということです。
ここ数年は資格試験はどんどん変化しております。
何かと言うと難問化してきているということです。
薬剤師国家試験や歯科医師国家試験、そして、看護師の医療系もそうですが、法律系でも感じています。
詳しく書いたコラムはこちら
10年前の問題と明らかに違う試験が多く存在します。
それは見ると分かることが多いです。
それは、選択肢です。
本当に難しくなっています。

あっているのを全て選べだったりあっている個数を選べ。
また間違っている個数を選べなどとなっています。
何故か?それはある意味情報が入ってきているからと思われます。
学習の仕方も変わりました。You-Tubeなどでも講座やポイントなどもどんどん出てきています。明らかに情報の量が違います。
そして、対策動画もかなり多くの方がアップしていますね。
まさに現在どんどん情報提供の仕方が変わってくるのでしょうね。
試験の傾向は日々変わっています。私は宅建の内容というよりは勉強の仕方の話です。プロの方が多くいますので試験のなかの内容は専門家にお問い合わせください。(笑)

難問化してきているということでは方法はないのか?
私は5つ。このように考えます。

1)試験の傾向が変わる時の対策
2)過去問の取り組み方
3)試験までのスケジュール管理
4)一緒に受ける仲間づくり
そして、
5)記憶なのか理解なのか?

1)試験の傾向が変わる時の対策
試験の傾向が変わる時はどうなのか?
試験の傾向が変わる時には情報戦です。対策動画をしっかりと見ること、模試を受けること。予想問題を多く解くことが大切になります。過去問題は対策問題はありません。
新しい内容ですから・・・・
この場合、差がつきやすいです。情報を持っている人が有利になります。ですので予想問題を多くときましょう。
しかし、それでもわからない問題が出たら・・・・
「ゲゲっ」て思ったとしても、大丈夫
みんな「ゲゲっ」て思っています。(苦)
ですので差はつかないと思います。
情報をしっかりととって対策問題を解く。

2)過去問の取り組み方
過去問はときましょう。医療系の場合は答えを覚えやすい場合が多いですが、法律系は理解です。解く際には答えだけを見るのではなく、教科書も見ましょうね。
過去問はとても大切です。事実の本試験に出ているからです。
過去問を解かないで臨むということは、資格試験では多分受かることはないのではないでしょうか?特に合格率が低い資格試験には言えると思います。


3)試験までのスケジュール管理
試験までの逆算時間をしっかりと意識して見ましょう。
自分が何時間取れるのか?です。
資格試験を受ける場合ははっきりと見てください。
例えば検索する際に 宅建 合格者 平均勉強時間
という感じです。
ここの平均勉強時間
多くの場合はチャンピオン症例が掲載しています。つまり
少ない時間で合格するには?ということです。
勉強の方法は大切ですが、残念ながら脳の中と予備知識は不明です。時間はとても幅があると思います。国語が苦手ない人はまず法律文書が「うげっ」て
なりますよね。ですから、時間はかかります。
資格マニアや法律系のお仕事をされている人はいると思いますが、全くの素人であれば時間はかかるでしょうし本を読んでもわからないと思います。そこで大切なのはマンガです。まずはここからです。マンガでも初めは読めないと思います。
ですので、時間を見積もっていくことが大切だと思います。
また、「来年チャレンジすれば良いや」「絶対に受からないと困る」では時間配分は違うはずです。それと仕事として知識を生かすのか、どうなのかにもよるでしょうね?

4)一緒に受ける仲間づくり
仲間は大切です。一緒に受ける人がいれば勉強になります。また、学校も良いと思います。学校はとても大切ですね。独学も良いと思いますが、仲間は必要だと思います。
宅建の場合はかなり多いので、数名はいるのではないでしょうか?

そして、
5)記憶なのか理解なのか?
最後にここですが、記憶ではなく理解だと思います。
もちろん問題を覚えて、繰り返しやることはとても大切です。復習はとても大切です。
エビングハウスの忘却曲線というのがあります。人間は時間とともに忘れていくのです。
しかし、理解できない言葉は覚えることができません。しかしこれは繰り返すことによって入ってくことにもなります。でも時間がかかります。
ましてや専門用語や、法律用語などはわかりません。
普通の方に馴染みのない言葉であればなおさらです。
少し例として歯科業界の中で材料を扱う人であれば「コンポジットレジン」と言えばみんなわかります。しかしその業界にいない人はそれがどういうものであるか?
というところから理解していく必要があります。
法律系は理解だと思います。それとイメージです。
記憶でいうともちろん薬の名前などは記憶でいけます。
ですので、理系は記憶(計算問題以外)文系は理解という感じが私は受けます。
宅建は理解だと思います。覚えることは多くない。(医療系と比較して)
しかし、民法や法律用語を理解して活用することがとても大切だと思います。
あと、読むスピードだと思います。
文書量が半端なく多いので、読むスピードが遅いことと、国語力や語彙力がないと
時間がかかると思いますし、理解に時間がかかります。
元々の頭が良い、悪いということではなくこの辺りも大切に思います。
難しい文書を読むことに慣れているか?どうかが勉強時間や合格までの時間をかなり左右すると思われます。

試験に合格してさらに夢を叶えてもらえばと思います。

宅建士試験の過去問を使う勉強方法のコラムはこちら

宅建試験に大切な過去問の使い方とは

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