数字のその先
脳の癖の5つ目の話ですが、脳は肩書を信じます。
価値観や基準の違いと言うものはあるでしょうけれど。
どこかの大学の教授が言うことと、街のおじさんが言うことが違っているとすると、
あなたはどちらを信じますか?
勿論、検証をすることで、判断もできるでしょう。
ところが、今すぐ選びなさいと言われると、いかがでしょうか。
肩書のある方の話を信じるように、脳は構造化されています。
例えば、NLPの資格の説明をすると「プラクティショナー」が初級です。
次が「マスタープラクティショナー」、そして「トレーナーアソシエイト」「トレーナー」
最後が「マスタートレーナーアソシエイト」「トレーナーアソシエイト」です。
プラクティショナーは、学んだという資格です。
トレーナーは、人にNLPを教えることが出来る資格です。
アソシエイトとの違いは、資格を与える講座を開けるかどうか。
NLPの資格を与える講座を開く予定がなくても、資格を取るようにはなります。
私が、まさしく「人を元気にする」と言うテーマでは、今の資格で十分です。
それでも、やはりアソシエイトがなくなるように、努力しています。
人を元気にしたいと言っても、選んでもらえなければ、絵に描いた餅です。
そして、権威性のもう一つがAの専門家がBを知っていることで、
Aの専門家としても評価や信用が上がるということです。
自動車保険に詳しい整備事業者は、自動車整備も詳しいはず。
このように、専門知識以外にも、もう一つの専門知識を持つことで、
両方の専門家としての評価や信用が上がるのが権威性と言う脳の癖です。
『税務署から送られてきた封書』(アメブロ)
内容見ると、詐欺に感じました。
税務署から民間委託って……
『セミナー情報.COM』(セミナー告知)
*** この記事を書いた人 ***
竹井 勝之(たけい かつゆき)
2010年ごろからNLPを学び始め、現在NLPトレーナーアソシエイトの
資格を有しています。
脳科学や睡眠学、行動分析学などを融合して
私自身のNLPを構築しています