子どもとコミュニケーションが取れていますか
ここで、アドラー心理学も話をしてみましょう。
子どもの人生は子どものもので、子どもの責任です。
自分の人生は自分のもので、自分の責任です。
親が何を言ったかが問題ではなく、それを自分がどのように受け止めるかが問題です。
だから、大切なのは受け取り方を教えてあげましょう。
Aに対してはBなんだよという決めつけは価値観の押し付けです。
Aが起きた時には、どのように受け止めるのが良いかを一緒に考える。
そうすることで、子どもの考えも解ります。
そして、子どもから教えられることも発生します。
子どもから何を学ぶかというアンテナを立てていないといけませんよ。
そして、子育てにおける不安はどこから来るのか、さらに何が不安なのか。
まだ5歳の子どもに不安を感じるとすると、経験値がないこどもの未来に自分の過去を重ねています。
子どもが親と同じことをする、同じ経験をするとは限りません。
そして、その経験をどのように受け取るかも未定です。
逆に言えば、不安を抱代えてそれを話をすることで、子どもの中に不安の経験を増やします。
当然、不安はこのシリーズで話しているように誰にでも存在します。
子供がけがをするのを防ぐのではなく、大きなけがにならないように遠くからそっと見守り、
ケガをした時には優しく助けてあげる。
その経験を子どもは自分なりの経験として記憶の中へ格納しておきます。
そして、親とは違う不安のサイズをこころの中に持つことでしょう。
親が伝えるとすれば、自分の中にも不安があり、そして不安は誰にでもある。
不安はこころを苦しめるものではなく、注意喚起のためになるということ。
不安に感謝することを教えてあげて欲しいと私は思います。
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