フラのハンドモーション、動きの種類と意味
フラを踊る際の基本姿勢は、ひざを曲げて腰を落とし、背すじはまっすぐ伸ばした状態になります。これを踊っているあいだキープし続けなければならないので、思ったよりも腹筋の力が必要です。
今回は基本姿勢のとり方と、その姿勢をキープするためのコツ(事前ストレッチのやり方や、自分で正しい姿勢が取れているかの判断基準)についてご紹介します。
フラの基本姿勢とは(フラポジション)
フラを踊る際には、美しく魅せるための姿勢が重要になってきます。
天井から頭の上に糸をまっすぐつりさげたようなイメージで、背筋をすっと伸ばします。これが基本の立ち位置です。
両手を軽く胸の前におき、手のひらは下にむけます。肩に力を入れず、肘は落とさないように、肘から指先までは一直線になるようにします。親指は人差し指に軽く添えるようにします。
足は、一足分くらい間を空けて立ちます。つま先はまっすぐ前を向けます。それから、ひざを軽く曲げて腰を落とせば、基本姿勢フラポジションの完成です。
この姿勢を保つのは大変ですが、フラは表情も大切。「ちょっとキツイな」と思っても顔には出さず、笑顔でまっすぐ前を見て踊りましょう。
次の項では、フラの基本姿勢をキープし続けるコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
基本姿勢をキープするためのコツ
前項で紹介した、基本姿勢を読んでおわかりいただけたかと思いますが、実はフラは体の筋肉を使う踊りなのです。
それゆえ、基本姿勢をキープするための体づくり、つまりストレッチや基礎体力をつけるためのトレーニングなどが大切です。
まず、ストレッチをする部分に関してですが、これはフラにおいて大きな役割を持つ、ハンドモーションをするために使う肩や腕まわり、基本姿勢を支えるための下半身のストレッチを重点的に行っていきましょう。
腕を伸ばしながら肩を回したり、前屈や足首をほぐすストレッチなどを、フラを踊る前にしておくと体がほぐれて基本姿勢をキープしやすくなります。
また、基本姿勢では、ひざを軽く曲げたまま背筋を伸ばすため腹筋をかなり使います。普段から、意識して腹筋を鍛えておくのが良いでしょう。
覚えておいていただきたいのが、「全力を出しすぎない」ということ。無理をして基本姿勢を維持しようとすると、体に負担をかけすぎてつらくなってしまいますから、「基本姿勢をキープできるほどの体力がないな」と思ったら、最初は自分が無理のない程度で休憩を挟みながら、慣れたら徐々に姿勢をキープして踊るようにしていきましょう。
鏡で自分の踊っている姿を見ることも効果的!
基本姿勢をキープするためのコツをご紹介してきましたが、自分は意識して基本姿勢をキープしているつもりでも「実はできていなかった…」といったことがあるかもしれません。
そういったことを防ぐためには、教室で先生やお友達に見てもらってアドバイスをもらうほか、家では姿見に映る自分をチェックするのもおすすめです。
鏡でチェックするポイントとしては、ひざを曲げている姿勢で猫背になっていないか、お尻が出てしまっていないかを見るようにしてください。
また、ウエストラインが平行になっているかどうかも大事なポイントです。反り腰になっていたり、お腹が前に出たりしていると美しい姿が保てないので気を付けましょう。
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