直線縫いでできる、フラダンスのパウスカートの作り方
フラは、大地からのエネルギーを直接感じるために、本来裸足で踊るものです。しかし、時代や環境に合わせて、現在はレッスンの際にシューズOKのところも多くなりました。
今回は、レッスンの際などに履いてもらいたいおすすめのシューズについてご紹介していきます。
本来、フラは裸足で踊るもの
フラは、本来は裸足で踊るのが基本です。
フラは神や精霊へ捧げる踊りであり、神や精霊のエネルギーであるマナ(霊力)を大地から得るためだと考えられています。それゆえ、フラを踊る際には大地を踏みしめる感覚やイメージがとても大切になってきます。
とは言っても、フラ教室・ハラウの床はフローリングのところが多く、寒い冬には寒い思いをすることがあるかと思います。また、現代生活では裸足になる機会も少ないため、足の裏が弱く痛めてしまうこともあり得ます。そのため、レッスン時のシューズ着用をOKしているところも見られるようになってきました。
私どものハラウでも、レッスンの時はバレエシュ-ズ着用していただくことは可能ですが、舞台では素足で踊っていただいています。
フラの練習に適したシューズとは
それでは、レッスン時に履くのにおすすめのシューズをご紹介していきましょう。
フラに用いるシューズは、足が柔軟に使えるような、足首の自由が利くものが良いです。また、床の質感をつかめるようなもの・裸足に近いような感覚のもの。つまり底が薄くて柔らかいシューズがおすすめです。
そして、足を床につけたままスムーズに重心を動かせるものが理想です。
例を挙げるなら、まずは、上記でも触れているバレエシューズ。ただし、つま先を拘束しすぎると自由が利かず、床をつかんで踊るということが難しくなるため、初心者の方にはあまりおすすめしません。選ぶ際は、素の足より大体0.5~1cmほど余裕のあるものを選ぶと良いでしょう。
次におすすめなのが、布製のスプリットタイプのシューズ。
これは足との密着度が高いうえに、足になじみやすいため、素足に近い感覚で踊ることができます。 選ぶ際のポイントとしては、シューズの中で足の指がまっすぐ伸ばせて、足の指と指との間隔を広げることができるものです。
おすすめできないのが、運動靴のような足首の自由が利かないもの。たとえスポーツ用のスニーカーであったとしても足首が固定・ガードされてしまうものは、踊りに柔軟性をなくしたり、足首に負荷をかけすぎて捻挫になってしまう可能性もあるため、控えた方が良いでしょう。
靴下は履くべき?
靴下だけで踊るのも危険です。さきほど言ったように、教室・ハラウの床はフローリングであることがほとんどですから、滑って思わぬ事故につながるおそれがあります。足元が冷える方はレッグウォ-マ-などがおすすめです。
◇フラダンスのステップはまず基本の3種類をマスター
◇フラのハンドモーション、動きの種類と意味