エストロゲンと更年期障害と自律神経
「口腔感染、歯周病は結腸癌と関連か」という見出しの記事が発表されました。見出しを見るとなんとも恐ろしく思えますが、これは米大学の歯周病学教授が示唆したもので、歯周病原菌であるフソバクテリウム・ヌクレアタムが結腸細胞に付着し、結腸癌に至る変化を引き起こす可能性があるとのこと。この研究では癌発症のメカニズムまでは証明されていませんが、近年、歯周病原菌と(癌に限らず)全身疾患との関連性は多くの報告があり、口腔衛生や歯周病予防の重要性が増してきています。
皆さんも「健口から健康」のためにも歯磨きと定期健診を心がけて頂きたいと思います!
ちなみに、フソバクテリウムの思い出(?)といえば、研究の時に培養して一番臭かった!細菌だったと言うこと。それほど特殊な菌ではありませんし、重度歯周炎では口臭もひどくなるので関連があるのでしょうか?