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IFA+住宅ローンアドバイザーが本気で考える、金利上昇時代の最適解
”念願のマイホームを手に入れたのに、なぜか? 毎月銀行口座の残高を見てはため息が出てしまう…”
改めまして皆様こんにちは。
私はファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーそして独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として活動しています。
同時に、日々寄せられるお金の悩みや不安に対し心理面からもアプローチする産業カウンセラーでもあり『こころとお金のカウンセラー』でもあります。
最近いただく相談で多いのが、
「住宅ローンを抱えていますが、新NISAを使った資産運用を並行していきたい。正解を知りたい。」
といったお悩みです。
ネットでは「今は変動金利もまだ低いから、繰り上げ返済するくらいならNISA枠で投資するべき」や、「住宅ローン控除=減税の期間中は繰り上げ返済はしない方がよい」などの主張が多くみられます。
しかし、その言葉を信じて投資を始めたものの、株価の乱高下を見るたびに「本当にこれが正解なのか?」とモヤモヤする方も多いのが現実。
ここでは、教科書的なFPの知識からではなく、日々変動するマーケットとお客様のリアルな家計管理とメンタルに向き合う私だからこそお伝えできる「住宅ローン×資産運用のリアルな最適解」を考えます。
『繰り上げ返済せずに新NISAで運用』が万人向きではない理由
確かに、住宅ローンで適用される金利よりも、投資(ここでは株式の投資信託を想定)の期待リターンの方が高いのは事実。
たとえば、住宅ローンの変動金利1%程度を適用している場合、世界株(いわゆるオルカンなど)に投資すれば、長期的に見て高い金利が期待できます。
この世界株式の長期での期待リターンだけを見れば、繰り上げ返済せずに手元資金を運用した方が得かもしれません。
しかし。
この考え方の盲点もあります。
1.投資リターンは確定ではなく、元本割れもある
2.住宅ローンの返済は毎月確実に発生する
ここ数年、日本の金利も上昇しています。もしローンの変動金利が上がり、同時にリーマンショックのような世界的株価暴落が起きた時、あなたは耐えられますか?それとも毎日不安を感じて過ごすでしょうか?
長期では得する確率が高いという株式投資の事実と、「日々の心の平穏」とは全く別の問題なのです。
金利上昇の局面で、あなたのポートフォリオはどうなる?
残り30年、3,500万円のローンを組んだ場合、当初の変動金利0.6%が1.2%に上がるだけで、毎月の返済額は約9,000円もアップし、総返済額も約330万円ほど増えることが想定されます。
この状況で、どこまで上がるかわからない変動金利のローンを抱えながら、余裕資金を持たず新NISAでの運用を続ける場合、最低でも変動金利以上の平均リターンを出し続けなければなりません。
つまり、金利が上がれば上がるほど、”積極的に運用にまわす”戦略は不安の元そしてリスクとなります。
正解は人それぞれ…2つの最適ルート「リスク許容度」
①メンタル重視派のあなた:まずはローンの負担を減らす堅実ルート
「そもそも借金を抱えていることがストレス」
「株価が下がるのを見ると仕事も手につかない」
という方は、新NISAに資金を無理に投入しない方が賢明です。
例えば、NISAの積み立ては月1~2万円程度にし、余裕資金があれば繰り上げ返済のために現金で確実に貯めておく。そして、ローン金利が下がったタイミングや住宅ローン控除が終了したタイミングで一気に繰り上げ返済を実行し「毎月の固定費」を下げる…
最大のメリットは【心の安定】が手に入ることです。
②効率重視派のあなた:確定拠出年金(iDeCo)やNISAをフル活用も
「金利上昇のリスクを理解している」
「10年以上の長期で株価の変動を受け入れられる」
という方は、運用益非課税などの税制優遇制度をフル活用しても〇です。
住宅ローン控除で戻った税金をそのまま使わず、まずは所得税と住民税が安くなるiDeCoや、会社の企業型DCのマッチング拠出に回します。それでも余裕がある資金は新NISAを活用していわゆるオルカンなどの投資信託を購入します。これなら、ローンの借り入れ金利よりも節税効果&期待リターンが上回り、資産形成の効率が上がります。
投資の前に知っておくべき”守り”
住宅ローンを抱えながら、新NISAで積極的な運用をかなえるためには、まずは『毎月確実に収入がある』ことが前提。
もしも明日、大きな病気やメンタル不調、ケガなどで働けなくなったらどうなりますか?
住宅ローンの団体信用生命保険(団信)は、がん団信などを選ぶ方も増えてはいますが、多くの場合、死亡や高度障害状態にならなければローンは残ります。
働けない間のローン返済と、NISAの積み立て金などが生活を圧迫しかねません。最悪の場合は、せっかく貯めてきた運用益を取り崩すことにもなります。
だからこそ、資産運用と住宅ローンを並行するのであれば、『働けなくなった時に、ローンの返済分と生活費を確実に保障してくれる守りの仕組み(就業不能保険など)』を組み込んでおくことが、攻めの投資を続ける安心感につがります。また、万が一の時には数千万円の生活費、教育資金を確実に家族に遺せる収入保障保険という選択肢もあります。
特に子育て世代にとっては、NISAやiDeCoなどの運用と並行して、こうした【守りの戦略】を組み入れることがマストでしょう。
攻めだけでもダメ、守りだけでもダメ…バランスをとることが重要です。
おわりに:お金の不安を見える化し、心穏やかに日々を過ごす
住宅ローンも、資産運用も、本来は「家族が幸せに生活する」ため。
それなのに、玉石混交のネット上の情報に振り回され疲弊しては本末転倒です。
大切なのは、「他の人はどうしているのか?」ではなく、「うちは変動金利が何パーセントになったら、運用ルートから繰り上げ返済ルートに切り替えるか」といった基準をもっておくこと。
ここをコンサルティングで一緒に考えていきます。
私のコンサルでは、住宅ローン、NISA枠での投資信託を使った株式運用、生命保険そして確定拠出年金など、皆さん各々の状況や価値観を丁寧にヒアリングし、すべてを俯瞰した上で、皆さんと一緒に最適解を導いていきます。
「じゃあ私の場合はどうしたらいいの?」
「何からやっていいのかわからない」
という方は、まずは私と一緒に、今のモヤモヤを吐き出すことから始めませんか?
どうぞお気軽に、私が皆さんを伴走いたします。



