日経平均暴落…どこまで…”NISA損切”!?相場下落時の対応を考える

テーマ:資産形成


日経平均、ブラックマンデー以来市場2番目の歴史的急落との見出

米国株市場S&P500は7%近い下落、対し日経平均は15%近い下落となり、1987年10月(なんと昭和62年!)、アメリカ株式急落が世界に飛び火したブラックマンデー以来とのネガティブ報道。

その要因としては、アメリカ市場での弱い経済指標→景気本格減速の懸念から、株高をけん引してきたハイテク株を中心に米国株が売られ下落、米国株と主従関係にあると言われる日本株も大きく下落しました。
また、日銀の金融政策変更(利上げ)からドル円相場は円高が進んだ(15円ほどの円高)ことなどがあげられます。

こうした報道や、日々スマホに表示されるマイナスの数字に、2024年1月から新NISAを活用し資産形成を始めた方はきっと不安に感じていることでしょう。SNSでは「新NISA損切民」などというワードも飛び交っています。
実際に私の顧客からも、「毎日数字を見てモヤモヤしています。やっぱり投資なんて危ないからやめたほうがいいでしょうか…」といった不安の声も聞かれます。

長く資産運用をされている方は十分ご存じのことと思いますが、株式市場の下落というのは数年に一度、大きくやってきます。さて、そんな時私たち多くの投資初心者は、狼狽せずに、市場から離脱せずに、どのような心構えでいるべきなのでしょうか。
また、下落時にはどのような対応をしたらよいのでしょうか。

そんな時こそプロのサポーター、資産運用の”伴走者”を持とう

前述の通り、米国株式と主従関係にある日経平均を見るには、米国企業の決算発表や雇用統計(失業率など)を注視する必要があります。アメリカの主要企業で構成されるS&P500指数は、企業利益との相関関係が高いとされているから、なのですが、対して日経平均株価は企業の利益とはあまり関係性が高くなく、企業利益以外の要因で動くとされます。
専門家でない私たちは当然、安易に相場を予測することはできませんし、今回のような下落や予期せぬ上昇がいつくるのか、どこまでいくのか…全く分かりません。
SNS等で発信している有名インフルエンサーなどの意見に、不安になったり右往左往しないために…
普段からの心構えがとても重要になってきます。

”株価の暴落は必ずやってくる” ”株価は、長期的には企業の利益で決まり、企業が利益を上げ続ければ、株価は必ず上昇する”


私たちがNISAやiDeCoなどの国の税優遇制度を活用していくのは何のためでしょう?

目先のお金を増やす短期ゴールの投機ではなく、老後資金、お子様の学費など長期の資産形成に資すること

ではないでしょうか。

特に外国株式の投資信託などを保有する場合には、円高になると含み益が大きく目減りします。為替も、株価も、誰にも予測が難しいからこそ、長期で継続することが大切。
そして、大きな下落があったら少しずつでもまとまった資金を投入して、保有している投資信託等を買い増すこと。
普段からこういった心構えで資産形成を行っていきましょう。

私たちプロが、いつでもそばで伴走していきます。

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