ご存じですか?今、話題の「エヌビディア」…株価、今後も右肩上がりで成長するのか?
どうなる2024年の日本株…待望の新NISA制度が始まった
2024年の幕開けは、能登半島地震そして羽田空港での航空機事故と、大きな衝撃と悲しみに包まれました。
お亡くなりになった方々、ご家族を亡くされた皆様に心からお悔やみを、被災された皆様に心からお見舞いを申しあげます。
私たち一人ひとりができる支援を考え行い、経済活動を止めないよう、当たり前の日常に改めて感謝しつつ、普段通りの生活を営んでいこうと思う毎日です。
私事ですが、2023年11月より、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として業務を開始いたしました。
ニュースやワイドショーなどでも、NISAについて特集が組まれるなど、2024年からの新NISAには大きな注目が集まっており、口座開設数も大きく伸びています。
昨年11月時点で何等かのNISA口座を開設していた人は日本人のおよそ6人に1人(16%)だったそうですが、今後ますます増加していくと思われます。
新NISAを活用する人が増えることは望ましいですが、何をいくら買ったらいいのか?どう買えばいいのか??で躓く人も少なくない感覚。初心者の方はまずはつみたて枠を活用し、”コストの安い全世界やアメリカS&P500に投資するインデックスファンドを積立買付する”といったおすすめをよく目にします。
どのような形であれ、世界経済の成長に大切な資金を乗せていくことがより有利にできるようになったことは喜ばしいことですが、私個人としては、今後の日本株に注目しています。
東証の要請によって株式分割を行う企業が増えたこともあり、日本株式の最低投資額(平均)は、約30年前には200万円近く必要だったものが、2023年末では約28万円にまで下がっていますし、アメリカなどの外国株と比較しても割安である日本株は、外国勢の買いも続き、今年も上昇が期待されます。
しかし。
2024年の日本経済の成長見通し=減速と予想されています。1月4日、日銀の植田総裁は、『賃金と物価がバランスよく上昇していくことに期待したい』と述べましたが、良い物価上昇そして賃上げが安定的に持続することがカギになりそうです。
私個人としての2024年の投資は、昨年に続き先進国インデックスファンド、TOPIXインデックスファンドの積立投資に加え、成長投資枠を活用し、日本を含む世界株式のアクティブファンドを積立買付していきます。アクティブファンド買付は初チャレンジですが、高いブランド力や有力な特許、強い販売網などを持つ競争力の高い”プレミアム”企業、相場の下落にも強いディフェンシブ銘柄を組み入れたファンドに、コツコツと資金を入れていく予定です。
さて、辰年の一年…どうなることやら…
相場の行方は干支でわかる? 辰年のアノマリーとは
株式相場には、干支にまつわるアノマリー(経験則から生まれた格言)があります。
例えば
・節分天井彼岸底 (2~3月)
・Sell in May~株は5月に売れ~ (5月)
・夏枯れ相場 (7~8月)
などがあります。
2024年の辰年と巳年については、辰巳天井と言われ、株価が天井を付けたあとの翌年は午(うま)尻下がり…の下落相場に突入する、とされます。
過去の辰・巳年を振り返ってみると、1988~1989年は歴史的バブルで日本株が史上最高値をつけ、2000~2001年にはITバブル崩壊、2012~2013年はアベノミクスの上昇相場が始まった年である…など、必ずしもアノマリー通りにはなっていません。
ただ、12年スパンの干支の格言は、長期の資産運用では様々な局面が訪れることを示唆していると言えます。格言をもとにして、当時はなぜそう動いたのか?現在の状況はどうなのか?などを分析するのも大切なことでしょう。