つみたてNISA、日本株も入れるべき理由 日本株は買いなのか…見通しは?
バークシャー・ハサウェイ社のアップル株比率はなんと4割以上
世界最大の投資持株会社、バークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり同社の会長兼CEO、”オマハの賢人” 投資の神様とも称されるウォーレン・バフェット氏が、アップル株を初めて購入したのは2016年6月のこと。
今年の5月には、アップル社のビジネスについて
「われわれが所有するどの事業よりも優れた事業だ」
と語っているほど、iPhoneは消費者から高い評価を受けており、アップル社の株を保有していることに大きな喜びを感じている、としました。
「アップルは、消費者が電話に1,500ドル、あるいは何であろうと相当額を支払っているという状況をうまく利用している。そして、同じ人が2台目の車を持つために35,000ドルを払い、2台目の車を諦めるか、iPhoneを諦めなければならないとしたら、2台目の車を諦めることもあるのだ。つまり、それは特別な製品なのだ。同社を100%所有しているわけではない。5.6%でも十分であり、10%ずつ株価が上昇していけば、我々にとってはそれだけで喜ばしいことだ」
※マネックス証券/石原順の米国株トレンド5銘柄記事より引用
GAFAMトップの時価総額を誇るアメリカのアップル社の株価は、6月末の終値ベースで時価総額3.05兆ドル(約433兆円)となり、上場企業で世界初の3兆ドル越え企業となりました。
株価は、2022年末からの半年間で、約5割上昇しており、上場来高値を更新し続けています。
上昇要因の一つは、次期機種iPhone15への期待感。
約100ドルの値上げが予想されるものの、世界でなんと2.5億台の買い替え需要があるとみられています。
特に日本人は世界一のiPhoneユーザーとされていて、そのシェアは約7割にも及んでいるんだとか。
買い替えについて、アップルの公式見解では、iPhoneの使用年数基準を3年としていますが、バッテリーがもたなくなったり、最新のOSにアップデートできない、動作が遅くなる……など利便性が悪くなったり、最新機種を持ち続けることに喜びを感じるファンも多いことから、所有2年ほどで買い替えるケースも珍しくありません。
また、2022年秋には、中古のiPhoneが新品の価格を一時4万円も上回るような逆転現象も報じられました。まさに、バフェットの言葉通り、高価で諦めるのはiPhoneではなく2台目の車…
ちなみに、現在発売されているiPhone14の本体価格、最も安い128GBで税込み119,800円。
株価上昇その一方で、売上高の半分をiPhoneに依存する構図は、今後の課題ともいえます。
アメリカのモルガンスタンレーからは、アップルに続きマイクロソフト社も、来年初頭までに3兆ドルを達成するとの見方も出ています。
鍵となるのは人工知能(AI)で、今後のAIの成長から最も恩恵を受ける企業だと指摘がされています。
iPhoneユーザーの皆さん、この秋に発売か? iPhone15機種への買い替え、どうしますか?