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特殊詐欺(電話でお金詐欺)が増加
2022年7月末現在、長野県警察本部発表(暫定値)によると、
【特殊詐欺(電話でお金詐欺)】
認知件数 112件 ※前年同期比+17件
被害金額 3億1,782万円 ※前年同期比+1億6,078万円
主な内訳:
1位 オレオレ詐欺 46件 被害額1億8,321万円
2位 キャッシュカード詐欺盗等 35件 被害額5,721万円
3位 架空料金請求詐欺 16件 被害額4,869万円
こんなセリフを聞いたら…その電話…サギかも!
電話で、現金、キャッシュカード、電子マネーなどお金に関する話しが出たら要チェック
- カバンや携帯電話をなくした
- 会社に損害を与えてしまう
- 至急、お金が必要だ
など、息子や孫、医療機関職員などを装う電話
- キャッシュカードが不正利用されている
- キャッシュカードを預けてください
- カードの暗証番号を教えてください
- カードを封筒に入れて、開けないように
- 印鑑を用意してください
など、警察官や銀行員、お店の店員などを装う電話
- ウィルスに感染しているから遠隔操作で対策ソフトを入れます
- 電子マネーを買ってその番号を教えて
など、パソコンやスマートフォンに表示された電話番号にかけなおしてとの電話
他にも、平和な日常生活を脅かす詐欺師たちのこんな実例
×次々、点検商法
「無料点検」「買い替えをすすめる」うたい文句
屋根の無料点検をしています……と訪問、無料点検を頼むと、「今すぐ工事しないと雨漏りしますよ!」などと不安を煽られ工事を依頼……修理工事の後、高額な代金請求書が届く
……また後日、今度は水道の無料点検をしていますと訪問、浄水器の購入を勧める
×電話勧誘
ガスや電気、インターネット回線など、業者切替で安くなります
断っても、しつこく話しを続ける手口に要注意!
×訪問購入
「なんでも、お宅にある不用品を買い取らせてください」と訪問、買い取りのはずが強引に貴金属等を買い取られてしまう
×通信販売トラブル
無料お試し♪のはずで注文したら定期購入だった!
×架空請求、不当請求
身に覚えのない料金や代金を請求、訴訟をにおわせたり公的文書を装う場合も…
特殊詐欺、悪徳商法の被害に遭わないための対策
・在宅中でも留守番電話に設定し、知らない番号には応対しない
・”この通話は自動で録音されます”など、迷惑防止機能付きの電話を活用する
・キャッシュカードを相手に渡さない
・カードの暗証番号を教えない
・”こちらのリンクから~”や、”こちらにかけなおして” は無視!
・”電子マネーで~”などと言われたら詐欺を疑おう
・身に覚えのない請求は絶対に支払わない、相手に連絡しない
・一定期間内であれば無条件で契約を解除できる”クーリングオフ制度”を利用する
少しでも不審に思ったらその場で対応せず、すぐに身近な人や消費生活センターに相談しましょう。
詐欺師は、騙されやすい人を何度でも狙いますし、実際に詐欺にあった人の多くが『私は絶対に騙されない、詐欺被害には遭わないから大丈夫』と思っていたそう。
自分だけは大丈夫、は危険です…
また、不当な請求やしつこい勧誘には毅然とした態度で”きっぱり断る”こと。
身近にあるたくさんの詐欺行為から、私たちの大切な資産を守りましょう。